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テレビの視聴率って?

*記憶に頼った話なので、細かな誤りがあるかも……。詳細を知りたい人は要検索

まず、視聴率計算の母数となる“テレビ受像機の普及台数”だが、これは内閣府が毎年春に発表している“消費動向調査”に依拠している。消費動向調査は、全国の約5000万世帯(学生、外国人等は含まれない)から約8500世帯を都道府県別に単身世帯、二人以上世帯毎に抽出して、郵送調査を行うもの。全体の傾向を語るにあたって90%以上の信頼性があると確率論的には算出されているものだ。

テレビの保有率は、時系列的に見てもほとんど変化はなくほぼ90%だが、単身世帯では減少傾向にあり、現在は80%くらいだと思われる。テレビ離れは少しずつ進行していると言える。

一般的に視聴率と言えば“世帯視聴率”だが、この調査はビデオリサーチ社1社に依存している。視聴中のテレビ番組を記録する機械(2種類ある)を東京都で900世帯(?)、大阪、名古屋で600世帯、その他全国を20数ブロックに分けて各200世帯に設置(設置世帯はランダムに選出し、各2年間継続…?)。1分置きにデータとして収集される。各ブロックの“視聴世帯数”を該当するブロックの機械設置世帯数で割って算出されるのが、“世帯視聴率”ということになる。

東京を例にとると、900世帯のうち90世帯が視聴していると、視聴率10%ということになり、東京都の世帯数は約650万世帯なので、理論的には65万世帯が視聴しているということになる。一応理論的に裏打ちされているとはいえ、推計値であることに変わりはなく、1%や2%の増減で一喜一憂したり視聴傾向を語るには適していないように思われる。世論調査と似たようなものだと言えなくもない。

ただ、CM放映料算定の根拠としては、視聴率に勝るものは今のところない。1世帯当たり1円とした場合、東京単でスポットCMを打つ場合、視聴率10%の時間帯であれ1円×10%×65万世帯=650万円、という計算だ。計算式を提示することはないが、求められればこのようにして提示し、もっともな金額だと思わせる。そこでは、視聴率の1%も大きな意味を持つことになる。

スポンサーとしては、以前の番組が低視聴率で、その視聴率をベースに提示された番組提供料金で契約した後に視聴率が上がると、いい買い物をしたことになり、その逆だと悪い買い物をしたことになる。後者の場合は、宣伝部からクレームが来ることもよくある。視聴率がやたらと気にされる理由である。視聴者目線のものでは決してないのである。

ただ、“個人視聴率”(スポンサーは世帯よりも個人をターゲットにしている)がどれだけ把握できるか、ザッピングをどう考えるか、“録画視聴”(この場合、CMはスキップされる傾向が強い)をどう捉えるか、といったことや、単身世帯のテレビ離れ、インターネット広告の普及への対応(視聴者特性が把握しやすい、その場で購買行動につながりやすい、クリック毎の単価なので料金設定がわかりやすい、等々メリットはテレビCMより大きい)といった難問を抱えており、テレビCMそのものの衰退さえ見えてきている。

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ビデオリサーチ以外の調査会社もテレビ視聴の実態調査に乗り出している。僕が協力しているのは、キューモニター(アンケートで当選して選ばれた)。

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専用(wifi対応)のスマホのスイッチを入れると、視聴中の番組の音を拾い(地上波の番組にのみ反応)、データとして送信され、僕には送信状況によってポイントが入ってくる。Kakky(柿本)

“1969年。僕たちの宵山 ―昭和少年漂流記第二章―”は、NO.28をもって終了しました

*”昭和少年漂流記第三章”を、書き始めています。が!書き直しの連続で進んでいません。6月上旬頃連載開始予定ですが……。

「告知」:番外編として、タイトル「風に揺れる蛹」の連載を開始しています。上記リンク“1969年。僕たち………”からどうぞ…

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