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カートに乗せられ、病院参り‥‥

昔、ある冬の朝、渋谷駅で目撃した怖い光景‥‥電車を降りホームを歩き始めると、お婆さんが発車した電車に沿って走り出したのが目に入ってきた。何事かと目を凝らすと、ドアにマフラーを挟まれているらしい。一瞬にして背筋が凍り立ち止まった。しかし幸いなことに、マフラーはドアからふわりと抜け落ちた。首にマフラーを巻いたままのお婆さんは、たたらを踏むようにして踏みとどまり、大きく息をつくと、照れ笑いを浮かべてさっさと立ち去っていった。立ち止まり固まっていたホームの人たちも、それを機に微笑になり、いつもの朝の動きを取り戻していった‥‥。お婆さんが無事だったからこそ今では笑い話にしているが、なんとも恐ろしく(ちょっと勇ましい)光景だった。

その光景を後日思い出して浮かんできたのが、“牛に引かれて善光寺参り”という言葉だった。そしてまた今日、同じ言葉を思い出したのが、佐助の獣医さん参り。

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何しろ、おしっこをさせずに来院して欲しいとの要望なので、散歩しながら向かうわけにはいかず、久しぶりのカーとの出番となったのだった。

嫌がらないか、との心配をよそに、佐助はカートの上で物見遊山の構え。電車にもスムーズに乗って隣の駅までワンとも言わず、診察もおとなしく受けたのだった。

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尿のPH値も正常値に近くなり、膀胱炎からの脱出も間近。今夜からは、おいしいスープがもらえるらしい。‥‥という“佐助、カートに乗せられ病院参り”のお話。お参りするといいこと待っているものです。

昭和少年漂流記 第五章“パワーストーン”終了)

*“昭和少年漂流記”に関して

*第二章~第五章は、引き続き加筆修正作業を進行中。第一章は既に加筆修正を終了し、来年3月中旬頃の出版を目指して準備中です。

新しい連載も開始するつもりです。今しばらく、お待ちください。

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