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仕事に対する姿勢というもの

30年以上前のことだが、あるデータを目にして驚き、なるほどと思い、誇りを感じたことがある。

それは、製造業の製品データの国際比較をしたものだった。詳細は忘れたが、それは例えばこういうものだった。ある直径45.0mmの棒状の製品を作るとする。製造基準では、ある程度の誤差は許容範囲として認められている。許容範囲は±0.5mmだとする。

その結果出来上がった製品を検査すると、日本の工場では、45.0mmちょうどに集中するが、他の国(僕が見たのは、アメリカとフランスだった)では、44.5mmから45.5mmに平均的にばらつき、グラフにすると長方形になっていた。

「いいの?こんなにばらついていて」とアメリカ人に聞くと、「問題は、基本的にはない。許容範囲内に収まっているんだから。問題が起きるとすれば、許容範囲を設定した側にある」という答が返ってきた。合理的な答だが、腑に落ちなかった。トヨタの“KAIZEN”運動の話をしたら、失笑された。

努力目標という言葉の解釈と受け止め方は、決して万国共通ではなく、場合によってはそんな言葉さえ存在しない国だってあるのかもしれない、と思った。どうだろう。少しは、変わってきてるのかな?日本も、海外も……。

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細かいことはいいから、早くそれ食べさせて~~と、待つ佐助。それを言っちゃ、身も蓋もないってもんだぞ。身と蓋をきちんと区別する気があれば、の話だけどね……。

昭和少年漂流記 第五章“パワーストーン”:次回は、明日24日予定)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

 

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