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企画書的お手紙の連載 ⑧

前回の続きです。

 

●ipadであれば(タブレット端末の機能を活用すれば)……

 

・ネット環境の整備が、安価でかつ容易にできる

    ……各家庭の通信環境の差異にipad側から対応していく必要性はある?!

 

・キーボードへの抵抗感、キーボード使用への肉体的ハードルを軽減することができる

    ……使用方法に関して“いつでも容易にアクセスできる相談窓口”の必要性?!

 

・使う場所、使う時の体勢に関する制限がない

    ……フレキシブルな可動性を有し、様々な体勢での使用に対応できる“ipadホルダー”の必要性?!

 

・情報検索の自由度、即時性が高い(音声認識は不可欠…精度の問題を解決?!)

    ……“家族のためのツール”としていくために、共同利用に不都合な要素があれば、は予め排除しておくべき?!

 

・ブログの開設、掲示板等への書き込みが、容易になる

    ……介護やリハビリに関する質問への対応は、NPO(本サービス推進のために設立を推進)との提携により行う?!

      *NPOは、介護家族支援等を目的として設立。医者、療法士、医療研究所、関連企業等々との提携により、情報の信憑性、信頼性を保持

 

・ネット上でのコミュニティ活動の展開が可能で、参加も容易にできる

    ……ソーシャル・アプリを活用する等による“サークル”化とその運営により、悪意のある書き込みや悪戯を排除する必要性?!

      *前記“短歌の会”や“介護する男の会”等をipad上で、展開。その企画・運営は前記NPOが行う?!

 

・“電子雑誌”の購読が可能であり、必要なコンテンツは保存しておくこともできる

    ……“電子雑誌”は、投稿を積極的に受け入れる“インタラクティブ編集雑誌”とすることで、読者の参加性が高く、読者一人ひとりが“自分の雑誌”と思えるものにしていくべき?!

      *有料で年間購読契約型にすることで、長期継続展開のしやすい仕組みにしておく?!

      *電子書籍の出版希望者への対応と、出版書籍の上記電子雑誌での紹介なども行い、ささやかなりともビジネスとして成立させていく?!

 

・ネットラジオによる、“オリジナル番組”のオンエアができる

    ……地上波(中波)でのオンエアと連動することで、カバーエリアの拡大と採算性の確保を両立?!

      *podcastの活用も視野に入れておくべきか?!

 

といったこと(他にもまだ可能性は、ある!?)を、一元管理の元、一つのツールで行うことができるものと考えられます。それは、特定のターゲットのニーズを深く・広くフォローするという、これまでの特定ターゲット(若年層)深耕に偏りがちな戦略にはないものでもあります。

しかしそれは、より強く支持する人たちを獲得していくことであり、他のピア・グループにも展開できていく戦略・戦術にまで発展出来ていくものだと考えます。

 

ビジネスとして成立するか否かを検証しつつ、堅実にかつスピーディに活動を開始していくためのロードマップ・プランあるいはビジネス・フレーム等に関しては、ご要望があれば、概略の提案をさせていただきます。

以上です。私事もからみ、冗長になってしまいましたが、ご理解いただければ幸いです。

 

というような企画書的お手紙でしたが、反応は一件を除き希薄でした。

その想像に難くない理由を考慮に入れつつ、まずは自分が何かを始めることだ、と思い、次はNPO法人の設立を目指しました。

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“All Together Now”by The Beatles

さて、明日から一泊でワン友との犬連れ旅行。いつものようにクルマでわざわざお迎えに来ていただける。うれしく有り難い話だ。

ドッグラン付き、看板犬付きの宿。一緒におやつを待つこんな姿が見られることだろう。写真の一際大きいワンちゃんは、心優しいボルゾイのメリーちゃん。佐助が小さく見えま~~す。

昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:第五章“パワーストーン”。書き始めました。連休明けにスタートの予定です)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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企画書的お手紙の連載 ⑦

前回まで触れた企画を前に進めようと、その後動いてみた(少しだけ)結果もお手紙に書きました。それが、以下です。

 

次いで、これまでの活動の概略とその結果と要因をお知らせさせていただきます。

 

1.ラジオ番組の実現を目指して

……最初に取り組んだのは、「明日、晴れるかな?」というラジオ番組の実現でした。2007年春~秋のことでした。ほとんど前に進むことはできませんでした。

 

 ・まず、ラジオ日本の友人に相談したところ、「いい企画なので、協力したい!」とのことで、以下のような概要を提示されました。

 

      ●土曜日or日曜日午前10~11時の中での「20分番組」

      ●月額:媒体費80万円、番組制作費60~80万円(月4~5回放送分)

       *ただし、取材費別途

     *大都市(東京、大阪、名古屋、札幌)圏4局でオンエアする場合は、概算月額は、上記月額約150万円×3の番組提供費となるようです。

 

  「半年間の活動総括」

    ・マスコミ各社は、自らスポンサーを獲得していく機能を持っていません。スポンサードは広告代理店に依存しているのが実情です。

しかし、そのことがマス広告あるいはマスコミュニケーションを不当に高価なものにしています。“媒体で稼ぐ”というビジネス・モデルはもはや古く、広告代理店が利益を生み出すカラクリは、既に多くのスポンサーの知るところになっているにもかかわらず、その仕組みは未だに大きくは変わっていません。

     ただ、前述したインターネット利用の普及・拡大、有料放送の普及・定着、各種ソフトのレンタルやPPVの普及等により無料で家庭に飛び込んでくる有用性の低い情報やコンテンツを享受するよりも、欲しい情報やコンテンツを自ら求め、しかるべき方法で入手した方がいい、とする生活者は急激に増えています。そしてそれに伴い、既存各メディアとそれを支えてきた広告代理店は、徐々に苦境に立たされてきています。それは、フェア・トレードの精神を置去りにして不当な利益率を確保してきた百貨店やGMSが苦境に陥っているのと似ているとも言えます。

     しかし、マスコミ各社は、長年の広告代理店依存体質から容易には抜け出せず、デジタル化や売上げ減という現実を前にして新たな道を模索し続けつつも、未だに旧来の構造に依存しているように見えます。

     そのため、スポンサーを探してきてもらえば、すぐにでも番組制作に入れるのだが……という状況のままでした。

     一方、広告代理店の利益構造を支えていた“ブラックボックス”(媒体手数料、広告制作費、タレント料等々)も次第に明るみに曝け出されてきています。広告代理店もまた、一部の大手企業や公共予算を“最後の聖域”(費用チェックが甘い!?)としつつ、新たなビジネス・モデルの構築を急がねばならない状況下にあると言えそうです。

本企画に関して、大手広告代理店の友人に相談したのですが、“可能性”にエネルギーを投与する余裕はない、という実情を思い知らされただけでした。

 「県の予算だから、最低5%乗せておけ!」とか「国の事業だから、無条件に10%乗せても大丈夫!」といった言葉を、僕は何度か現場で耳にしました。特に、NPOのお手伝いに行った沖縄(国の時限予算依存企業が多い)の会議で耳にした内容は、なかなかひどいものでした。

 

そして、広告代理店を介さず、フェア・トレードの精神で、スポンサーからの資金を可能な限り番組の充実という“現場”に投入できる方法は、ついに見つかりませんでした。

 

2.大手出版社による、電子週刊誌出版の実現を目指して

……次いでアプローチを開始したのが、大手出版社でした。ラジオ番組の実現や“疾病別:病気になった時の家庭経済学”という本の出版の道も模索しつつ、だったので、なかなかアプローチさえできませんでした。

  そして、電子書籍がやっと大きな話題になり始めた2010年春、介護家族とリハビリ患者をターゲットとした“電子週刊誌”の発行の企画を提案しました。

  「市場性はありそうに思うが、我々の範疇ではない」との返答でした。

 

   ・出版界が構造不況に陥って長くなります。“本は読む時代から出す時代へ”などとも言われ、自費出版専門の出版社が活況を呈する中、既存出版社は相変わらず“話題性のある作家”創りに奔走している感があります。電子書籍の時代への対応策も、多くは人気作家(売れる作家)の版権キープという“川上対策”の域を出ていないようです。

   ・文芸書は別にするとしても、情報誌やハウトゥ誌は、読者として想定しうる一種の“ピア・グループ”のニーズ把握から企画していくべき、言わば“川下対策”型出版が、インターネット時代には適している。……との考えは受容されませんでした。

 

そして、2010年1月からiphoneユーザーとなり、その機能と使用価値を実感し続けているうちに、ipadをコアに展開すれば、“ラジオ番組”&“電子雑誌”&“Webサイト”連動企画「明日、晴れるかな?」は、“複合的な1つのサービス”になるものであることに気付いたのでした。

 

昨日ニュースを見ていて思い出した曲。ニール・ダイヤモンドがキャロライン・ケネディのために作った曲。

“Sweet Caroline”by Neil Diamond

*プレスリーも“Elvis On Stage”で歌ってましたね。

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佐助の“Sweet 瑠奈ちゃん”と一緒の写真。見ていて微笑ましくなる仲の良さ。頭は上がらないようだけど……。

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:第五章“パワーストーン”は、後一日くらい準備が必要なようです)

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企画書的お手紙の連載 ⑥

●電子雑誌の役割と意義

 

 ・障害や麻痺を抱えた人たちは、身体の自由が損なわれたことにより、情報やコミュニケーションに対する飢餓感はむしろ強まっているものです。脳卒中患者の数多くが、退院後インターネット利用者になっていることからも、その飢餓感の強さを窺い知ることができます。

 ・しかし、脳卒中患者は、雑誌や本を読むことの難しさを、すぐに痛感させられます。片麻痺であっても、本を手にしてページをめくる、という行為はほぼ不可能だからです。

 ・活字との付き合いを続けたい人の多くは、パソコンを購入し、インターネット環境を整備しています。ブログの開設者が急激に増えていることが、それを示していますが、その一方で、キーボードを扱うという難題は解決されていません。特に、利き腕に麻痺の後遺症のある人は、短い文章を完成させるのにも多くの時間を必要とし、そのために中途で諦めてしまう人もあるほどです。

 ・そんな脳卒中患者にとって、ipadの登場は福音だと思われます。そのメリットは、1.パソコンの購入、インターネット環境の整備といったイニシャル・コストの軽減。2.小型・軽量で、使用する場所と使用する時の体勢の制限が少ない。3.タッチ&ドラッグによりページめくりから文字入力までが可能であり、指先だけで使用可能。4.書籍・雑誌の購入が居ながらにしてでき、蔵書管理もたやすい。といったことがあります。まさに、脳卒中患者(あるいは寝たきりの人)のためのもの、といっても過言ではないと思われます。

 ・したがって、本企画における雑誌は、ipad(あるいは、その他電子書籍)専用の雑誌として誕生すべきものと考えます。

  *インタラクティブ性を保持し、“たまひよ”的な“読者参加型編集”にしていくことによって、雑誌の提供する情報の共感性、多様性と深度を高めていくことも可能になると思われます。……その意味においては、“単に読むことができるだけの電子書籍”では、その役割は十分ではないかもしれません。むしろ、タブレット型端末こそ、本企画に適していると言えるでしょう。

 <コンテンツ(案)>

  1.各種制度の紹介と利用方法……介護家族、脳卒中患者とその家族等々を支援する制度の紹介と、その利用方法を紹介。制度の変更があった場合は、変更ポイントを詳述。関係する省庁、役所への取材も必要に応じて行う。また、制度利用者の経験談(申請の際の留意点など)も募集・掲載。

  2.“○○さんの介護日記(仮称)”……著名人、一般人の介護日記。小さな喜び、工夫など、介護の日常を淡々と。共感と気付きを同じ環境にある人に提供。

  3.“介護とリハビリ”TOPICS……腰を痛めない寝たきりの人の起こし方といった“最前線のノウハウ”や各種ツールの“最新商品情報”を写真や図解付きで紹介。

  4.“介護&リハビリ”ビジネス最前線(仮称)……全国各地で誕生している新たなサービス等の紹介。ビジネスとしての成立を目指し、真摯に努力する人たちとそのポリシー、ビジョン並びに活動内容の詳細を紹介。

  5.“明日、晴れるかな?(仮称)”……読者投稿ページ。愚痴から発見まで、読者の日々雑感を募集し、掲載。

  6.病気になった時の家庭経済学(仮称)……経験者の協力を得て、発症以降、どの段階でどれくらいの費用が発生し、それをどのタイミングで支払わなければならないか、をつまびらかにしていく。病後の生活の変化とそれに伴う家計収支の変化まで、可能であれば協力を得て掲載。

    *連載をまとめ、“疾病別、病気になった時の家庭経済学(仮称)”として書籍化。該当する疾病に罹病する危険性を自覚している人にとっての、リアルな参考書としていく。

 

●Webサイトの必要性

 

  ・保険制度や年金制度に関しては、“漠然たる不安や不満”が喧伝されている傾向があります。それは、民間保険会社が契約獲得のために掻き立てる不安であったり、徒にセンセーショナリズムを標榜するマスコミが煽る不満であったりすることが多く、制度の真の実態やメリット・デメリットの理解に基づいているとは言い難いものです。

  ・脳卒中を発症し、突然、障害者基礎年金や国民保険のお世話にならざるを得なくなった立場からすると、そのほとんどは「充分とは言えないが、不足なものではない」ものであり、「充分という感覚は欲求との対比によって生まれる感覚。国が国民全体のために用意している制度としては、なかなかよくできている」という感想を抱かせるには充分なものです。ユニバーサリズムの観点から見ると、大きな問題はないとさえ言えるほど評価できるものだと思われます。

・大きな問題があるとすれば、都市圏居住者の高額な住居費。収入を絶たれた賃貸住宅居住者は、“住む”こと自体がたやすいものではないことにすぐ行き当たってしまいます。しかし、このことは年金制度や保険制度とは、本来別の問題。むしろ、大家族の崩壊と核家族化が抱えている問題だと思われます。基本的には、全国民に最低限の暮らしを保障するものとしての年金制度と保険制度に大きな問題はないと言えるでしょう。

  ・むしろ現行制度に問題があるとすれば、「知られていない」ことだと思われます。どんな制度があり、その恩恵はどこで、どうすれば受けられるのか、それを理解している人の数は多くはありません。そしてそのことが、漠然たる不安の核を形成しているとも考えられます。

  ・ただ、ニーズのない時、すなわち健康である時に、制度の詳細を知っておいて貰おうとするのは徒労以外の何物でもありません。したがって、制度の存在とその詳細の周知徹底を行政に期待することはできません。「必要とする人が、必要な時に、的確に入手できる」状況を、制度を運営する側として用意し、“待っている”こと。それが、行政が選択できる、せめてもの最善の方法であり、最良のサービスであるということを非難することはできないでしょう。

  ・必要な情報を求めて、必要な人が自らアプローチする媒体。それが、Webサイトです。情報の選択、選択した情報の利用も自己責任によって行う。それが、Webサイト利用者のルールです。

  ・家庭のパソコンでのインターネット利用率は、総務省の調査によると、

    (平成20年度) 30~39才  86.0%

             40~49才  85.7%

             50~59才  67.9%

             60~64才  48.5%

             65~69才  27.3%

             70~79才  20.6%

   団塊世代以降は、パソコン保有率もインターネット利用率も高く、情報収集媒体としてインターネットが全世代で活用されるようになる時代が来ていることを確信させる数値となっています。

  ・突然の不幸に襲われた人、あるいはその家族が、事態を切り開いていくために情報収集を始めた時、「求める情報の入り口」までは誘ってあげよう!そのための情報集積と更新はいつもしておこう!というのが、「明日、晴れるかな?!」のWebサイトです。

 

   *数年前までは、リハビリテーション病院をインターネットで探しても、情報に行き当たることさえほとんどありませんでした。今でも、決して充分ではありません。

   *年金制度や地方行政が用意している様々なサポート体制は、知る手立てさえないのが実情です。行政は基本的に、「窓口に来てくれれば教えるよ」という姿勢であり、それはやむを得ないものであるとも思われます。

 

 

以上が、ラジオ番組の企画から始まり、やがて「“ラジオ番組”&“電子雑誌”&“Webサイト”連動による、“情報&コミュニケーション”活動企画」へと発展していった過程と趣旨です。

 

*とっても僕一人が頑張って具現化できる話ではありませんが、漠然とでもビジョンを共有して、突破口となるべきメディアからスタートを切ってもらえれば、介護家族向けのサービスがより充実したものになるのではないか……。そんなことを願っていました。

そして、この後、少しずつ活動してみた経過にも触れていますが、やがて既存メディアよりもインターネットの方が可能性がある、と考えるようになりました。そのきっかけとなったのが、Ipadの発売だったのです。

機が熟していないのかなあ、と思いつつ、なかなか諦めきることもできないここ3年です……。

“Good Timing”by Jimmy Jones

Photo_3
甘えていたら雷!という、まさにBad Timingだった時の佐助。怯えは目に出るものです。

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:第五章“パワーストーン”は、後一日くらい準備が必要なようです)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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企画書的お手紙の連載 ⑤

さて、当初考え、数カ所(数名)に提案した企画です。また長いので、2回に分けて掲載します。

 

介護とリハビリの暮らしを生きる人たちのための

“ラジオ番組”&“電子雑誌”&“Webサイト”連動企画

「明日、晴れるかな?!」(仮称)

●“ラジオ番組”=情報&癒しに「接する媒体」

 

○介護とリハビリに関連する「“お役立ち”生活情報」

 ・身体を痛めない介護技術や、暮らしの中での小さなリハビリ・テクニック等の存在と、その詳細の入手方法(本、DVD、ビデオ、クリニック等々)の紹介

○介護とリハビリの暮らしを生きる(生きてきた)人たちの「声」

 ・語るべき相手がなく、心に溜まりがちな日々の思いを投稿してもらい、番組キャラクターが紹介(綾戸智絵さんのような、介護経験者を起用)*聴取者の共感を醸成し、介護家族が陥りやすい孤独を多少なりとも癒す

○介護とリハビリに関連する「コミュニティ活動情報」

 ・介護する女性たちの“句会”や“介護する男の会”といったコミュニティ活動をレポート。連絡先と参加方法を紹介

○介護やリハビリの暮らしを生きる人たちのための「ささやかな癒しの提供」

 ・短編や詩の朗読、年代別ヒット曲と当時の世相や思い出話……等々、介護する人・される人が生きてきた時代の文化や世相を取り上げ、思い出を語り合う機会を提供

 

●“電子雑誌”=介護とリハビリの暮らしを生きる人たちのための「“参加型”生活情報誌」

 

○介護とリハビリの暮らしを生きる人たちへの「“お役立ち”情報提供」

……各種行政支援の存在と内容及び申し込み方法、介護やリハビリの各種便利ツールや最新ツールの紹介(場合によっては、通販も……テストした上で責任を持って)

○介護とリハビリの暮らしを生きる人たちの「情報交換」

……介護する人・される人あるいはリハビリにいそしんでいる人たちがその暮らしの中で得た発見や工夫を相互に紹介し、交換する掲示板

○介護とリハビリの暮らしを生きる人たち自身、あるいは支援する人々による“コミュニティ活動”の紹介

……全国各地で開かれている様々な支援のための“コミュニティ活動”を紹介。取材レポートも掲載し、参加意欲の情勢に一役買う

○病気や病後の暮らしへの不安を抱える人たちへの、経験者からの「“体験情報”の提供」

……費用や用意すべきもの、闘病生活に欠かせないモノやコト、近親者の心構え等々、経験者ゆえに語れることを、経験者の協力を得て掲載

*数種の連載企画と、それを定期的にまとめることによる「単行本出版への連動」

●“Webサイト”=接した情報を“詳細に”「入手する媒体」

 

○介護とリハビリの暮らしを生きる人のための「各種制度の一覧と問合せ先」

○介護とリハビリに関連する「各種施設の一覧と連絡先」

○介護とリハビリに関する「TOPICS&データ」

○ラジオ番組に登場した音楽、人、取材先等の「詳細データorサイト紹介」

○雑誌で紹介したコミュニティ活動、人、取材先等の「詳細データorサイト紹介」

 

「企画趣旨&各活動の役割確認」

 

本企画は、介護する人・される人及びリハビリ患者に“癒し”と“気付き”を提供し、根深く深刻になりがちな不安を除去すると同時に、QOL向上のきっかけとなる情報を提供しようというものです。

 

●ラジオ番組の役割と意味

 

  ・入院患者、リハビリ患者、介護者、被介護者にとって、ラジオは重要な媒体です。ラジオという媒体はテレビとは異なり、“注視媒体”というよりも“ながら媒体”であるため、聴取する人の場所と体勢を問わず、また、行動を阻害することがありません。そのことがラジオを、家庭内での様々な行動に繊細な注意を要する中・高年や身体に不自由を背負った人あるいはその介護をする人にとって親和性の高い媒体としていると言えます。

  ・また、携帯しイヤフォンで常時聴取できるという軽便さも、上記の人たちに支持されている要因であると思われます。

  ・一方、ラジオ局(中波局)は、若者文化志向でエンタテインメント性を高めていく一方のテレビ媒体や、FM電波の特性を活かし、若者をターゲットとする音楽番組志向の強いFM局に対し、中・高年をターゲットとしてはっきりと意識して番組を制作するようになっています。

  ・ただ数年前までは、中・高年をビジネス・ターゲットとして明確に意識する企業が少なかったため、スポンサー・ソースに乏しく、そのことが中波のラジオ局の中・高年のための媒体であろうとする戦略を阻害していました。

  ・しかし、団塊世代が続々と現役を退くと同時に少子化が進行するに至り、ビジネス・ターゲットとして中・高年に向き合う企業は、急激に増えています。

  ・今後は、中・高年の嗜好性、ライフステージ、ライフスタイル毎に細分化された“クラス・メディア”として、中波のラジオ局はその特性を活かしていくことになると思われます。むしろ、デジタル化も控えている現在、上記方向性を明確に意識していかなくてはならない、とも言えるでしょう。

  ・全国に65歳以上だけでも315万人(平成19年度)存在する介護保険サービス受給者を真っ直ぐ見据えた番組は、まさにラジオ局が今後考えていくべき重要なテーマの一つであると言えるでしょう。

・またラジオは、映像として身を晒すことに抵抗のある人、映像を目にすることに拒否反応のある人に受容される可能性も高く、介護やリハビリというテーマに適した媒体であるとも言えます。

 

*今読むと、訂正・加筆したくなってしまうけど、それが手紙というものなのでしょう。ディテール・アイデアは、書き切っていません。

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諦めず頑張っていこう、と思っていたのですが、どうも挫け気味です。その理由は、最後に……。しかし、佐助はしぶといなあ~~~。

“If I Ain’t Got You”by Alicia Kays

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:第五章“パワーストーン”は、後一日くらい準備が必要なようです)

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企画書的お手紙の連載 ④

4.退院後のささやかな活動開始

①.“ラジオ番組”&“電子雑誌”&“Webサイト”連動による、“情報&コミュニケーション”活動の可能性模索

      ……介護家族、脳卒中患者を主たるターゲットに、さらにはその予備軍である高血圧症の人々をサブ・ターゲットとして明確に意識した、新たな複合的情報サービスの可能性を構築できないか。と考え、まず、ラジオ局の友人に相談するところから始めました。

      ……企画のタイトルは「明日、晴れるかな?」。

        桑田佳祐のヒット曲“明日、晴れるかな?”をイメージ(ラジオ番組のジングルにも使用)。介護する人・される人が、共に窓外を眺めつつ、「明日、晴れるといいね」と言葉を交わしているような、“共感”をベースとした“癒し”と“有用性”のある活動にしていくことを目指す。

      ……ボランティア活動あるいは企業のCSR活動の一環として位置付けるのではなく、ビジネスとして成立するシステムでの運営を目指す。

        *正しく経済活動として定着することが継続性をもたらす。と同時に、利用者もまた、正当な料金を支払うことによって、得られたコンテンツの活用意欲が湧く。また、ビジネス・ターゲットとして直視されることが、社会の一員として認められていることと解する人も多い。

         (ゆとりのない人たちの救済策は、ビジネス・システムとは別のベクトルで考える必要性はあるものと考えられるが…)

 

   「マーケットたり得ると思われる背景」

1.脳卒中患者数は、発症者数約30万人/年。総患者数は、2020年にピークを迎え、推計で290万人弱にまでなると言われている。

2.寝たきりの人の数は、推計で230万人(2025年時点で)。また、寝たきりの原因の30%弱が脳卒中によるものとされている。

3.脳卒中患者がすべて困窮にあえいでいるわけではなく、社会復帰を果たしている人があるばかりか、社会との関係を維持すべくインターネットを活用している人のカズは明らかに増大している。脳卒中患者のブログの増加が、それを裏付けていると考えられる。

3.その数、志向性から見て、脳卒中患者とその家族は、実は隠れた巨大マーケットであり、彼らもまた“自分たちをまっすぐ見て理解し、慮り、アプローチしてきてくれる商品・サービスを待っている”と考えていいものと思われる。

 

以上の認識と考え方を基に、立案した企画「明日、晴れるかな?」の概要を、次ページ以降にご紹介させていただきます。

 

さて、次回は、タブレット端末が発売される以前、ラジオとWebサイトを連動させて、介護家族とインタラクティブなコミュニケーションを図っていけないものか、と考えた企画の紹介となります。約5年経ってみると、もうどこか古く感じます。まさにドッグ・イヤー。秒進分歩なんですね~~。

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今回は昨日よりも短かったので、佐助も起きていました。

“Sir Duke”by Stevie Wonder

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:昨日最終回を更新済み!次回は、11月18日から第五章“パワーストーン”を連載開始予定)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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企画書的お手紙の連載 ③

3.退院後の暮らしに必要となる“情報とコミュニケーション”

  ①.介護する側と介護される側の心理の間に横たわるグレイ・ゾーン‥‥発症後3ヶ月。やっと退院して帰宅。足元は覚束なく、左腕はまったく動かせず、“肩手症候群”と診断された痛みのため左脇にぴたりとくっつけたままの状態。それでも、好物ばかりが並んだ食卓につくと、淡々と明るく過ごしていたはずのリハビリ入院生活にはない“親愛なる温かさ”に触れた実感に、思わず嗚咽が洩れてしまいました。

             しかし、包まれるように温かい介護(厳密に言うならば、僕の場合は介護と支援の中間?くらいでしたが…)を受ける暮らしに、僕はやがて苦しむことになっていきます。何よりも、“してもらうこと”ばかりで“してあげること”が皆無に等しいことが、大きな要因でした。自律のためには自立が前提であり、自立は自活なくしてはありえない。そう考え、学生のときから“明るく楽しい自活”を標榜し、なんとか実践し続けてきたつもりの僕としては、すべてをお世話になっている状況は、それが心地よいものであればあるほど、心苦しくもあるものだったのです。

             そんな僕の心理の変化に気付きながら、気付かない振りをしてくれている妻とのコミュニケーションにも小さな齟齬が生まれるようになった頃、僕は二つのことを発見しました。

             1.“介護される側の論理”はほとんど語られていないのではないか。2.“介護する側”と“介護される側”は介護を通じて向き合ってしまいがちになるなのではないか。そして、この二つのことが絡み合い、介護家族の悲しい事件にもつながっているのではないか。ということです。真面目に取り組めば取り組むほど向き合ってしまいがちになることが生み出す“孤独感”と“絶望感”。そこに行き着いてしまう過程が、ぼんやりと見えるような気がしました。と同時に、“Face To Face Communication”に陥りがちな介護者と被介護者に必要なのは、“Side By Side Commyunication”なのではないか、と思うようになりました。

そこで、1.の問題に関しては、ブログの中で語ることにしました。2.に関しては、自分の問題として取り組んでみることにしました。

まず、できるだけ話し合いました。微妙な食い違いや誤解を恐れず、お互いに言葉を尽くしてみることにしたのです。やがて、些細なことも一緒に見つめるようにしよう、興味あること、気になったこと、怒りや喜び、そんなことすべてを語り合うようにしよう、ということになりました。掌を見つめて暮らしていてはいけない、目線を上げ、広がった視野に飛び込んできたものを一緒に楽しもう、ということになったのです。言わば、“Side By Side Commyunication”の実践です。それはつまり、二人の関係を病気以前に戻そうということに過ぎませんでした。介護に対する過剰な意識が二人の間に存在し、関係を微妙に歪めていたのでした。

  ②.無目的に陥らないための葛藤と手がかり‥‥介護を廻る妻とのコミュニケーション齟齬がある程度解決された一方で、次第に深刻さを増していたのが、僕自身の仕事の減少でした。脳出血発症前に企画・プロデュースを担当していた仕事2つは、いつの間にか僕の手を離れていました。また、打ち合わせに出向いた先で、杖を突き覚束ない足取りの僕に、「あんな状態で来られてもなあ‥」と囁く声が耳に入ってきたこともありました。病床に訪れた人の「頭と口がしっかりしていてよかった~。またいろいろ相談しますよ」という言葉が、“お見舞いの言葉”に過ぎなかったことにも、やがて気付かされました。仕事に関しては、日々道が閉ざされていく、というのが実感でした。

             一方、幸いにして妻の仕事は“稼がなくちゃ!”という彼女の気合を反映してか、順調でした。しかし、順調であるだけに彼女の忙しさは尋常ではなく、休みも取れない状態。そんな彼女の後ろ姿を見ながら僕は、せめて家事をと思うもののそれも思うにまかせず、悶々と収入への手がかりをまさぐるような毎日でした。身体が充分に動かないことが焦りを募らせ、募る焦りに、手がかりをまさぐる手つきも乱暴になっていくのが、自分でもわかるほどでした。

             社会復帰を果たしたリハビリ仲間の苦労や苦悩を知り、慰め激励しつつも、自分自身が陥っていく閉塞状況はいかんともし難く、連日激務に追われている妻のために明るくあろうとする努力にも限界を感じ始めていた初夏。突然、一筋の光明が差し込んできました。

             それは、友人からの一本の電話でした。内容は、「柿本さん、“障害者基礎年金”がもらえますよ。書類の用意をして送りますから、早く申請してみてください」というもの。保険のことはすべてお願いしている彼は「僕も知らなかったんですよ」と申し訳なさそうでしたが、僕の心からは一気に重石が取れたようでした。手がかりは、“情報”だったのです。

             初台リハビリテーション病院を退院して、1年半が経っていました。

   *年金に関する問題が取り沙汰される時、現在のマスコミの論調は、「こんな額では、最低限の暮らしもできない!」というものです。しかし、実際に受給する立場になってみると、“充分とは言えず、医療費まではまかなえないものの、最低限の暮らしはできる金額”というのが実感です。そしてそれは、僕と同様な状況にある人数名に聞いた感想でもあります。

    肥大化しがちな欲望、いつの間にか余分に膨らんでしまっている暮らし、都市生活者の生活費で大きなウェイトを占める住居費‥‥。ニュープアと呼ばれる“物質的には充足しているはずなのに心にはいつも不満を抱えている層”が増えてきていることや、それを煽ることでビジネス機会を作っている人たちの悪しき影響により、正しい判断がなされているとは言い難いのが年金制度であることを実感しました。

   *区(僕は、世田谷区在住)の障害者手当ての存在も、区の福祉センターに障害者手帳を受け取りに行った時に、熱心な担当者が教えてくれました。

   *“知ること”“自ら動くこと”によって様々な支援策に出会える、ということに気付いていない人はまだ多いのではないか、と思いました。

  ④.経験者が伝えていくべきこと‥‥病気の症状、後遺症は人によって微妙に異なります。したがって、一人の経験が多くの人を導いていくことはできません。医学的な判断や処置は、当然医者に委ねるべきでしょう。

しかし、僕たち夫婦がそうであったように、自分の問題として病気や後遺症に取り組み、自分たちでできることは何とか自分たちでやろう、という患者も数多く存在します。病院であるいはブログを通じて、そういう人たちにたくさん出会いました。そこにあったのは、少しでも自立していたいという“依存のみをよしとしない”健全で前向きなスピリットでした。

            “完全なる保護”は“社会からの隔離”に似ています。それを潔しとしない人たちが必要としているのは、“自分たちで判断するための材料”すなわち“情報”です。

            必要としていない人にとっては、価値ある情報も響きません。また必要としていない時は、価値ある情報も看過しがちなものです。

            情報を必要とする人たちが情報を求めた時、価値ある情報(何らかの行動を起こすきっかけとなる情報)に出会えること。せめて、そんな環境だけでも提供できないだろうか、と考えました。そして、どんな情報が有用性のある情報なのか、それを判断するにあたっては、先輩たちの経験談を大いに参考にすべきだと思いました。多くの先輩たちは、数多く生まれ続ける悲しい後輩たちの“役に立ちたい!”と願っているのですから‥。

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今回は、ちょっと長いですねえ。改めて読むと、自分でも疲れます。企画書にするとコンパクトなのに……。佐助もあくびをしております。

“Song For My Father”by Horace Silver

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日最終回!更新済み!次回は、11月18日から“パワーストーン”を連載開始予定)

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企画書的お手紙の連載 ①

数年前、ipad発売のニュースを耳にした時、「これは介護家族と被介護者の命のツールになるかも…」と直感した。企画書を書こうかとも思ったが、まずは経験談をベースにしたお手紙を、と考え、長々と書いた。

かつて仕事をしていたNTT、家電メーカー等の広報部にその手紙を出すつもりだった。すると、ひょんなことから、他のルートが現われ、そちらに渡すことになった。手紙は企画としてまとめる前のものだが、企画書ものその後作った。……パソコンの中で2年以上眠っているが……。

もういいか、という思いなので、最初に書いた手紙を連載することにした。

 

タイトル:ipadは、介護家族の“命のツール”になる可能性を持っている!

ーその①ー

ipad発売のニュースとその機能・サービスの概要を耳にし、上記の考えを抱きました。iphoneユーザーになって1年強、iphone利用を通じて、その考えの検証をしてみて、その思いはさらに強くなりました。

企画書あるいは上記の考えの実現・定着のためのアクション・プランをお出しする前に、いかにして上記考えを抱くに至ったかを、私の脳出血を発症してからの約5年半の経験を基に述べさせていただき、それを通じて上記可能性の意味と意義をご確認いただければ、と思います。

 

最も強く感じたことを一言で表すならば、「情報とコミュニケーションの必要性」でした。

1.病気になった時点で必要な“情報とコミュニケーション”

   ①.必要となる治療と費用‥‥病気に関する知識はある程度あったつもりの僕でさえ、応急処置が終わった後(幸いにして、意識はずっと鮮明でした)、これからどんな治療が施されるのか、それには当面どの程度の費用を準備しておかなくてはならないのかは全く予測できず、最初の最も不安なことでした。

    *民間の保険会社が売っている“安心”は、極めて漠然としたものであること。病気になって2ヶ月程度の治療費や経費は蓄えておくべきものであること。おそらく、病気の種類によって、その金額の多寡に差があるであろうこと。などが、よくわかりました。

 

  ②.救急病院退院後の治療と暮らし‥‥病状が安定してくると、曲がりなりにも大黒柱だった男が倒木になってしまうことが引き起こす事態が、やっと気になり始めました。仕事は?収入は?暮らしの行方は?‥‥。やがて、仕事で相棒だった現在の妻の「男一人くらい!任せなさい!」という言葉に涙するまでは、ベッドサイドにノートパソコンを持ってきてもらい、宿題となっていた企画などを書いては消したりしつつ、失くしたもの、失くすはずであろうものの前に立ち竦んでいました。一方妻は、同病の人たちの治療と暮らしの成り行きを知ることができるのでは、と、ネットでの検索を繰り返していたようですが、当時(5年前)はまだブログ開設者も少なく、あまり成果はなかったようです。

    *現在は、脳卒中経験者のブロガーも散見されるようになり、ある程度の“経験談”は入手できるようになっています。毎年約30万人も誕生(?)している後輩たち(?)のために、と始めた僕のブログには、少ない日で150、多い日で450のアクセスがあり、その検索ワードの多くは脳卒中やそのリハビリに関連するものです。一々、胸の痛む話です。

*何回か続きますよ~~~。

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1年前に死んだ我が家に飛び込んで来たチビ。通風孔から外気の匂いを嗅ぐのが日課だった。リハビリテーション病院入院中の気分を思い出させられた。

チビにも思い出の人でもいたのだろうか……

“I Remember Clifford”by Freddie Hubbard

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日更新済み!次回は、11月15日予定)

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サポーターと“お気遣い”

日曜日、ワン友夫婦からのお誘いで“杉並はらっぱ公園”に行った。ワン友夫婦の奥さんはケア・マネージャーとして働いている方。僕の膝の様子も気に掛けてくれている。

「今日はKakkyも楽なところだからね。なんせ、はらっぱ公園だから。平らだからね。腰掛けて撮影班やってくれればいいからね」とさりげなく気遣っていただいた。

現地は残念ながら大イベントの開催日だったが、朝早く準備中だったお蔭で犬たち3頭はうれしそうに走り回っていた。撮影班もバッチリ(古い??)。

帰りには以前にも行ったフレンチレストラン“こけし屋”の朝市の立ち寄って、ビール付きの朝食。ワン友のお父さんも一人自転車でやってきて、楽しく過ごした。

帰宅したのは午前11時。先日購入した“こんな時用”のサポーターのおかげで(もちろん!平地を選んでいただいたおかげもあって!)膝の痛みは最小限に抑えることができた。

これからサポーターが活躍する度に、きっと楽しいことが起きるのだろう。

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ワン友ママの手にあるおやつを仲良く待つ3匹。佐助~~~、真ん中だぞ~~~~。

“縁は異なもの”by Dinah Washington

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日更新済み!次回は、11月13日予定)

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ラブレターの思い出

今日はKapparの仕事のお手伝い。もう少しで第四章が終わりを迎える“昭和少年漂流記”は、したがって後回し。

かつて企画書を大量に書いていた頃は、数本同時進行などということもしていたが、今考えるとなんとも荒っぽい話だ。言葉の選別、使用する漢字の選択にもこだわっていたつもりだが、今読むと校正したくなるのかもしれない。

18歳の春、ラブレターを書いた時、夜書いた文章を朝読むと赤面してしまい、かつ自分の気持が表せていないと愕然としたりで投函できず、書き直し、書き足しているうちに、分厚い手紙になってしまったことがある。

いつまでも書いていてもしょうがないと思い、“えいや!”とポストに放り込んだが、下宿に帰って後悔した。自分のことをくどくどと説明しただけのラブレターなんて、受け取って楽しいものではないだろう、と思ったからだ。

案の定、返事は来なかった。僕は早々と失恋したのだった。そして、僕の恋心は自己愛の延長だったんだと気付かされ、それからしばらくは“自己と他者”が大きなテーマになった。他人と過ごす時間が少し億劫になった。外連味なくストレートに言葉を吐き出すことができるようになるには、半年くらいを要した。典型的な失恋症状だが、後日、それもまた、自己愛に過ぎなかったんだと思うようになった。

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犬の感情表現の単純明快さを見習いたいが、人がやると、下品に見えるんだろうなあ。……もちろん、人によりけりなんだろうが……。

“The Game Of Love”by Wayn Fontana & The Mindbennders

この曲を知ったのは高校1年生(?)の時だったが、ゲームだと!?!と思った。

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日更新できず!次回は、明日:11月10日予定)

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できる(小さな)ことからコツコツと……

西川きよし師匠が言いたいであろうこととは異なるが、“な~~んもしたくない病”治癒の秘訣は、どうも“できることからコツコツと”という点にあるような気がする。

できること=したいこと、でもある。したいこともない時は、風邪薬を飲んで布団に潜るように、病に身を委ねるしかない。

感傷に浸るのもいいかもしれない。感傷は心の癒し装置でもある。“涙活(ルイカツ)”という、暗い部屋に集まり、みんなでビデオを観て涙を流す、という活動を行っているグループもあるくらいだ。

元気になれ、明るく過ごそう、と威勢よく掻き立てるのは、あまり効果的ではない。“ファイト!”なんて言われると、尻込みしてしまう。……とまあ、いろいろ言っているうちに、“な~~んもしたくない病”からやや回復しつつある昨日、今日である。

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パソコンに問題が起きたのもよかった。問題解決は、人の意識を集中させてくれるからだ。……あれ?!ということは、あまりにも何も問題がないからこそ生じるのが、“な~~んもしたくない病”ということかな?

“You Cant Lose A Broken Heart ”by Billie Holiday & Louis Armstrong

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日更新済み!次回は、11月9日予定)

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中度の“な~~んもしたくない病”は、まさか、“ウツ”の入り口?

学生時代、時々同じ講義で席を並べていた同級生に「君は繊細だけど神経質じゃないね」と言われた。うれしかった。しかしその一方で、際どい話だなあと思った。

「“繊細”が様々なことに気が付くことを示していて、“神経質”が気付いた様々なことに一々反応し、しばしば言動に出すことを示しているのだとしたら、そこにある違いは言動に表さないということに過ぎないのかもしれないね」と言ったら、「そこが重要なんだと思う。それが我慢だったら爆発することもあるけど、矜持であれば、それはもう生き方だからねえ」と言う。

それに対して、「そんな大層なことじゃないよ、俺の場合は。気が付くけど気にならないことが、きっと人より多いんじゃないかなあ。ある部分がとても鈍いんだと思うよ」と応えると、「やっぱり、君は遊牧民的なんだなあ」と笑った。「やっぱりって」と僕も笑った。

その後専攻を心理学に変え、おそらく大学に残った彼。今だったら、どう分析してくれるのだろう。

またも発症した“な~~んもしたくない病”が、「今回は症状が中度だぞ」と気付き、「まさか、これって“ウツ”の入り口?」と“ウツ”に関してあれこれ調べながら、そんなことを思い出した。

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今年2月の写真だが、こんなコタツ・ライフスタイルは“な~~んもしたくない病”の症状を増進させるのだろうか……。いかん、いかん……

“Nowhere Man”by The Beatles

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昭和少年漂流記 第四章“ざば~~ん”:本日更新済み!次回は、11月7日予定)

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