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益田高校ミニ同窓会in世田谷区北烏山

要するに、我が家で行ったのである。きっかけは、同級生の女性からの「遊びに行っていい?」という電話だった。「もちろん!いつでもいいよ~~」などと話しているうちに、「いっそ、ミニ同窓会でも開こうよ」ということになった。

東京、あるいは東京近郊にいる同級生は、おそらく20人は下らない。全員を我が家に招くわけにはいかないが、12~3人であれば大丈夫と判断。Kapparに確認したところ、「事務所でやっていた宴会と比べたら、楽勝よ~~」とのこと。4月の最終週であれば、仕事の都合も合わせられるということだったので、幹事役の同級生と相談した結果、4月27日(土)に開催することになった。

芦花公園駅にお迎えに行き、懐かしい顔9人と再会。自宅でシャンパンで乾杯してからは、話に花が咲いた。

会費を材料費に使えるということで、買い物の段階から気合の入っていたKapparが、「久しぶりだなあ。楽しい~~。癖になるかも~~」と用意した“オリジナルコース・メニュー”が、以下だ。

「益田高校同窓会スペシャル」

●アペリティフ   ①ケーク・サ・レ     

②ズッキーニロール

③トレビスのシーフードカップ

④バケットのプロシュート巻き

●スープ      ①野菜のジュレ

●サラダ      ①鯛の和風カルパッチョ  

②大根とじゃこのサラダ

●メインディッシュ ①なんちゃってローストビーフ

②レモンスパイスチキン 

③鯛飯

●デザート     ①抹茶のシフォンケーキ きな粉クリーム

アペリティフが出てきた時は、写真を撮っていたみんなも、やがて食べること、飲むこと、喋ること、笑うことで忙しくなり、僕のiphoneに残った写真もわずかだった。

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満足頂いたようで、我々も満足なミニ同窓会だった。……また、やりましょう!!

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預りさんから帰って来るや、多くの人にかわいがってもらった佐助も満足そうだった。

“Good Day Sunshine”by The Beatles

天候にも恵まれて、楽しい一日だった……。

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昭和少年漂流記 (第三章“石ころと流れ星”短期集中再掲載。明日更新!)

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三泊四日、いろいろと……

“O君を偲ぶ会&墓参”の帰省旅行に行ってきた。土曜日出発の三泊四日。偲ぶ会は、約15名。黙祷には間に合わなかった。親父たちの入っている墓は日差しの中に静かに佇んでいた。中学の同級生が6人集まってくれた。中・高の多くの同級生が亡くなっていることを知った。一晩はしっかり友人たちと飲み、二晩はホテルで一人、缶ビールで過ごした。たくさんの友人にお世話になった。

生きて在ることについて、ぼんやりと考えた。一日一日、というものを噛みしめるように想ってみたりした。してあげられなかったこと、してあげればよかったことばかり思い出した。じゃ、また来年ね、と多くの友人と約束して帰ってきた。

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散歩途中の佐助と帰宅途中に会った。後ろから足元まで気付かずに近づいてきて、匂いに気付いたらしくぴょんぴょん飛びついて喜んでくれた。

そして、今日の夕方の散歩はまったりしていたようだ。

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ふと見上げた空に、佐助は何を見たのだろう……。

“Knocking On Heavens Door”by Bob Dylan with Mark Knopfler

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団塊の世代と油断

君は昔の君ならず。もちろん、僕も……。ということになりそうな、明日からの4日間だ。

明日の飛行機で、田舎(島根県益田市)に行ってくる。いつもこの時期に、親父と二人の母親が眠るお墓参りに行くのだが、今年はそれに“O君を偲ぶ会”も重なった。残念でならない事故だったが、その人柄は“偲ぶ会”が開かれることが示している。いい奴だった。昨年開かれた同窓会の三次会で、初めて愚痴を聞くことになったのが、最後の思い出となってしまった。

団塊の世代に油断は禁物だ。かく言う僕も、無茶な生活の報いを受け、57歳手前で脳出血を発症した。そして今日から、戒めのように寒気がやってきている。またも狙い撃ちされている気分だ。“暖気だと油断するだろう、どうせ”と言われているかのようだ。

そんなことを考えていたら、気付いた。“団塊の世代”も“油断”も、造語の達人堺屋太一の著書のタイトルだ。次は、明るく楽しい造語を考えてもらいたいものだ

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佐助も「気を付けて行ってくるんだよ。心配させないでね~」と言ってくれているように見える……。

“Bird Dog”by Everly Brothers ……佐助が飛べると、一緒に行けるんだけどねえ……

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弱い所は鈍くしておく?

小学校2年生の時のことだ。ある同級生が、教室の中を飛び回っていて誤って股間を強打した。○○を両手で押さえ悶絶する彼に、授業開始に来ていた担任の妙齢の女性教師がすかさず駆け寄った。そしていきなり「○○打ったのね!痛いでしょ!ほら、ジャンプして!ほら、跳んで!跳んで!」と叫びながら、彼の股間をさすり、両脇から持ち上げ、何度もジャンプさせた。見ていて恥ずかしい気持ちになりながら周囲を見ると、取り囲んだ男の子たちの口は揃って半開きだった。……今でも思い出し笑いできる光景だ。野球を観ていて、キャッチャーがファールチップを股間に受けるシーンを目にすると、縮み上がる思いを共有しつつも、教室の光景を思い出して一人笑うことがあるほどだ。

肉体的なことだけではなく、精神的にどうしようもなく弱い部分を攻められると、○○を打った時のように、攻められた部分を押さえて蹲ることになる。痛みはひどく、長く続く。だから、無意識に二つの防衛策をとる。一つは、攻撃は最大の防御とばかりに、攻められそうになった瞬間攻撃に転じる、という方法だ。お互いが弱いと自覚している部分を攻撃し合うのだから大変だ。なかなか悲惨な戦いになることが多い。もう一つは、弱い個所を徹底的に鈍くするという方法だ。要するに弱い部分を“打たれ強い”部分に変えてしまうのだ。モハメッド・アリが“キンシャサの奇跡”で使用した“打ち疲れ”を待つという戦法だ。……どちらにしても、疲れる話ではあるが……

その点、犬は賢い。争うことは自分を危険に晒すことにもなるから、まず避けようとする。唸って“近づかないで!”とお願いし、それでも近付くと、吠えて“だめだって!それ以上近付くと攻撃しちゃうから!本当はしたくないけど……”と警告する。そのどれもが通用しない時には、やむを得ず先制攻撃を仕掛けることになる。そして、そんな緊急時のための備えもしてある。

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それが、これだ!最も弱く、すぐに命に関わる首の回りをたっぷりとした皮と脂肪で覆っているのだ。遊ぶ時は、この皮の部分までを咥え合って遊んだりもする。緊急時の備えは、平常時の遊び道具なのだ。……見習いたいものだと思うのだが……

“Yellow Ribbon”by Mitch Miller …単に、首の回りに黄色いリボンを結んでいる、という歌詞つながりで…ジョン・ウェインの映画は、ぼ僕はどうも好きになれません。

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境目の吉凶

境目には気を付けた方がいい。暗い所から明るい所に出る時も、明るい所から暗い所に入る時も、辺りは一瞬見えなくなる。高気圧と低気圧の境目には湿舌ができ、雨に見舞われる。緊張する国境には、希望と危険が交錯する。境目でいいと思われるのは、豊富な漁場となる潮目くらいのもののように思われるが、そこにしたところで、波が立ちやすく危険だ。どうも、境目では吉凶がせめぎ合っているらしい。

木曜日、リハビリの日、診察室が思い切り混んでいた。その日から後ろに1時間ずらした僕が、リハビリ仲間のGさんと会えたくらいだった。リハビリ前に診察だったはずのGさんの診察はリハビリ後に変更となり、さらに30分以上待っているという。

隣に座り、「季節の変わり目には、我々のような人が増えますねえ」「胸が痛みますねえ」などと話した。車椅子の人が目立ち、中にはヘルパーの人に連れて来てもらっている人もいた。僕たちは、ただ「何かしてあげられないものなんでしょうかねえ」と言いつつ、神妙に眺めているばかりだった。

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もちろん、季節の変わり目は凶ばかりではない。吉もやって来る。お日様は平等だ。車椅子で診察を受けることになった人のリハビリも暖かく見守ってくれることだろう。佐助も日当たりのいい場所で寝転がり、体内のビタミンD作りに精を出している。

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散歩で出会う団地の花壇は花盛りだ。“花と佐助”という図も、この時季ならでは、だ。春は希望の季節でもある。同病の皆さん、楽しみましょうね~~。

“花と小父さん”by 伊東きよ子

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プレゼンテーションと“これ見よがし”

コミュニケーションの85%は、言語以外で行われている。という説がある。……本当のような気がする。

ほとんどの人にとって、“話すとは自慢話をすることである”という見方もある。……これもまた、正しいことのように思える。

“プレゼンス”を示したいという欲求は根源的なもので、人に限らず動物のコミュニケーションのすべては、その欲求から生まれている。と言ったら言い過ぎだろうか……。

生命の維持、安全の確保、快適な環境の確保のためには、自らの存在証明は欠かせないからだ。人が少し異なるとすれば、そこに“プライド(心の存在証明)の確保”というやや面倒なものが加わってくることかもしれない。

要するに、いつも周囲にプレゼンテーションしながら、人も動物も生きているのだ。それが好感をもたれるか否かは、プレゼンテーションの巧拙にかかっている、と言ってもいいだろう。思いが余って“これ見よがし”と受け取られると、プレゼンテーションは失敗に終わる。内容よりも態度が問題にされることになるからだ。

ところが、プレゼンテーションを受ける側の“予断”が、プレゼンテーションを誤解する環境を作ってしまっていることもある。この場合は、いかんともし難い。“なんとなく嫌いだ”とか、“いかにも、こんなことをやりそうだ”などと思われていると、何をプレゼンテーションしても無駄に終わる。逆に、何をしても認められ、許される、ということもある。いやはや、人とやっていく、というのは難しいものだ。

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牛乳パックを舐めきった佐助。“もっと欲しいのかな?”“つまんないのかな?”“足りなくてふてくされてやがる!”“何かを狙ってるな”などと、いろいろな解釈をするのは、それを見ている側の想いと解釈に過ぎない。……目立つ・目立たないも、関係するしねえ。

“Your World And My World”by Albert Hammond ……コミュニケーションは、それぞれの異なる世界観に折り合いをつけていくためのものだと、僕は思っている。

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テンションとライフスタイル

 

2歳半から小学校低学年までの間は、言われたことを守る、静かに待つ、注意深く観察する、身の回りはきちんとする……といったことをずっと求められていたような気がする。父親が肺結核を患ったことがきっかけで母親がいなくなってしまい、祖父、祖母、叔父、叔母と一緒に暮らすことになったからだったのだろう。

 

それぞれが可愛がってくれるのだが、それぞれの気分と都合による可愛がり方だから、いつも小さく警戒していた記憶がある。昨日のようにふるまったのに今日は怒られる、ということもしばしばあった。特に祖父は油断ならなかった。両足首を持って持ち上げられ、振り回されたこともある。怖さはあまり感じなかったが、驚いた。襖や畳が逆さまに回る景色を今でもよく覚えている。……趣味で毎日お茶を点てて楽しんでいた祖父のお茶饅頭をこっそり食べた、という濡れ衣のせいだった。

 

そんな日々の中で、僕は一つ大いなる発見をした。「調子に乗るな」とよく言われていたせいかもしれないが、“楽しい状況には必ず落とし穴が潜んでいる”ということだった。楽しく過ごしている時に限って、何かやらねばならないことを忘れていたり、きちんとしたはずのことにミスがあったりするものだ、とわかったのだった。

 

父親には「同じ注意を三回させたら、殴るからな」と言われていたが、当然殴られたくはないので、「二回目だぞ!」と言われた後にミスをすることはほとんどなかった。お蔭で、ほとんどのことはきちんとできるようになった。

 

しかしやがて、それが我が家のライフスタイル基準のものであることがわかってきて、アホらしくなってきた。父親が後妻を迎えた時、後妻が持ち込んだルールが細かい部分で異なっていたからだった。おまけに、怒られたり注意されたりするのは、概して細かいことだった。慣れてしまえば、そんなに意識しなくてもルールは守ることができるようになるのだが、問題はやはり“楽しいな~~”という気分の時だった。ついつい細かなことをこぼしてしまうのである。見過ごしてもらえることもあるのだが、それも両親の気分や状況によるので、いつもとは限らない。

 

或る日、どこまでを必ずきちんとやれば、後はミスがあったとしても見なかったことにしてくれるのか、きちんと教えて欲しい。と、話したことがあった。条件闘争を試みたのだ。はっきりとした提示はなかったが、逆に、必ず守るべきことを明言され、苦しくなった。条件闘争は失敗に終わったかに思われたのだが、「よほどのことがない限り、これからは怒らない。ただ、ちゃんと見てるからな」と言われたことで、少しほっとしたのだった。

 

テンションが上がっている時ほど危ない、というのはきっと確かだが、テンションが上がっている時には、そんなことを思い出すこともできないので、わかっていても役に立たない。

 

静かに安定した気分で暮らすのが、きっと一番なのだろうが、それではちょっとつまらない気もする。気分はそんなに簡単には切り替えられないし……。

 

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などと思いつつ佐助を見ていると、うらやましくなる。0から10へのアップも、10から0へのダウンも素早いのだ。……人間は、良くも悪くも“引き摺りやすい”生き物なんだろうなあ……

 “Change My Mind”by One Direction

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狙い撃ち?!

気温の変化が激しいので、アプリ“Weather News”での週間予報チェックが欠かせない。と、2013年になってから“狙い撃ち”されていることに気付いた。ほとんどの木曜日が、気温低めなのだ。それが、なぜ“狙い撃ち”なのか?って、隔週で僕がリハビリに行く日だからだ。 “狙い撃ち”のせいで、一度は休み、一度はタクシーで行くことになった。きっちりと、やられているである。

ところが、昨日の朝はすっきりと晴れ渡り、「いってらっしゃ~~い」と見送られているような気分。リハビリの時間も1時間遅くしてもらったので、ゆったりと季節の移り変わりを感じつつ向かうことができた。芽吹き風になびく若葉の写真を撮る余裕もあった。

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ところが、リハビリを終え、外に出てみると、「うふふ、そうはいくものか。行きはいい気分にさせておいて、帰りにこうして狙う方が効き目があるというもんだ。どうだ?困ったか」と意地悪になった“狙い撃ち”。歩くにはいささか厳しく、タクシーを使うのは決断しかねる、という“程よい”雨。

とりあえず、洗濯をしていたような気がするKapparに「雨だよ~~」コールを入れた。すると案の定、「タクシーで帰ってきたら?」とのこと。その言葉で、逆に心が決まった。「いや、小田急OXで買い物したいから、歩いて行くよ」と言って、途中にあるファミリーマートでビニール傘を買うことにしたのだ。隔週木曜日の小田急OXでの買い物、という楽しみまで“狙い撃ち”に奪われてはならじ、の決断である。

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そして、僕が“狙い撃ち”していた刺身などを購入。上のようなおいしい食卓となったのだった。めでたし、めでたし。……なのだが、帰りのバスに乗っている間にすっかり雨は上がり、バスの終点の千歳烏山駅近くの、いつもの豆腐屋での買い物から、芦花公園までの電車、芦花公園駅から自宅までの間、僕はずっと右手に杖と傘と、豆腐や湯葉の入ったビニール袋を持って移動することになった。あまりにも大変で、途中左手に杖と傘を無理やり持たせてもみたが、左手君、すぐに音を上げ、夜には痛がっていた。

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おいしいテーブルも佐助には関係なく、ふて寝をしていたし、“天には逆らえないなあ”と思ったのだった。……でも、買い物はしたいなあ……

“Heaven Is A Place On Earth”by Belinda Carslile ……天国は地上にあるんだよ、って言われてもねえ

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ちっちゃな、大切な幸せ……

幸せという概念に惑わされてはいけない。惑わされると、幸せを取り逃がす。

ちっちゃな幸せを見つける力と、その一つひとつをできるだけ忘れないようにする力が、幸せになるコツだ。……と、佐助を見ていると、つくづく思わされる。

パンを食べた後のお皿を舐めるだけでも、指に付いたヨーグルトをきれいにしてくれる時でも、キラキラとした目でお座りをして待ち、うれしそうに片づけてくれる。たとえそれが、毎日のことであっても。喜ぶことで、僕にも幸せをお裾分けしながら……。

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人に喜んでもらうことは大好きだが、僕には佐助のようにはできない。時として、自分の想いが相手の負担になったり、よかれと思ったことが相手の意に沿っていない、と感じることもある。難しいものだ。その点、佐助は……

などと暢気なこと言ってらんないぞ。佐助の体重が増えた!!舐めさせる、きれいにしてもらう、という僕の楽しみのせいもあるだろう。いや、あるはずだ。身勝手に他者の幸せを考え、身勝手に幸せな気分になっていた報いかもしれないぞ!自制心、自制心……。

まさか“Too Late To Turn Back”ではないだろうなあ…… 

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型を知り、型にはまらない

以前も書いたような気がするが、それがIVYスピリットだと、僕は思う。

 

18歳の時下宿生活を始め、友達がいつもいる暮らしが始まった。ほとんどいつもいるO君や週に1~2回やって来るM君、M2君、O2君、O3君、O4君(今気付いた!イニシャルにすると、OとMで5人だ!)達のお蔭で、いつも賑やかで楽しかった…浪人生活だったのだが…。

そんなある朝、夜紅茶入れてたカップに文庫本で蓋をしておいたのを、M2君が見咎めた。「柿本!お前、こんな細かいこと奴だったんだ~~」「埃が入ったら嫌じゃない?」「男は気にしないもんなんじゃないか?」ということで、ちょっとだけ笑われた。以来、“細かいことは気にしない”ように、細かく気を付けた(?!)。

やがてそれは、僕の中にあったある願望と結びついた。小学2年生の時やってきたお袋の躾の厳しさや、禅宗のお寺で育てられた親父の“きちんと感”溢れた価値観からの脱出願望だった。バンカラや破滅型ライフスタイルへの憧れも、強かった。

“しなくてはならないこと”や“した方がいいこと”を無視するのは、楽しかった。しかもそれは、僕の中の怠け者と手を結び、膨らんでいった。……そして、そのまま56歳まで突っ走った。一瞬の躊躇を“え~い!いいんだ、いいんだ!”と投げ捨てるのさえ楽しくなっていった。……しかし、よかったとは思っていない。

型を知ることは大切だ。そして、その上で型にはまらないことも必要だ。しかし、それは型を知っていながら無視することとは違う!……な~~んだ、僕の場合は、単なる“癖になった若気の至り”じゃないか~~!!

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間抜けに見えて、何か“持っている”というのが一番!!…あれ?佐助!!君はそうかも……?

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ぼ~~っと寝ていても、瞬時に素早く動ける脚力を隠し持っているんだもの。

“Speedy Gonzales”by Pat Boone

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寝た子は起こすべからず?!

時間やお金が足りず、やりたいと思っていたことができない、という人は幸せなのかもしれない。時間とお金に余裕ができて、「よし!本当にやりたかったことが、いよいよできるぞ~~」と腕をまくり、いよいよ取り組んでみて「思っていたほどできるもんではないなあ」とか「今は昔、なんだなあ」と気付かされてしまうよりも、少なくとも、幸せだろう。

「本当はこんなはずじゃなかった」という想いは、満たされていない今を飲み込むための、心の拠り所なのかもしれない。そしてそれは、時として、パンドラの箱であったりもする。

初恋の人に会ってがっかりするようなことは、避けた方がいいのだ。寝た子は起こさないに限る!?

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午後4時。そろそろ散歩への期待が高まり、そわそわし始める佐助が、今日は寝たきり動かない。荒天の予感があるのかもしれない。……起こさないことだ……(シャッター音で目を開けた…あぶなかった~~)

一方僕は、一昨日夜から足と腰が猛烈に痛くなり、動くこともままならない。荒天の気配が、身体に沁み込んだのだろう。変圧&変温動物になってしまった証は、こうして確実にやってくる。

でも、明日の午後には、きっとよくなるだろう。天気が良くなるはずだから……。

“Wake Up Little Susie”by Everly Brothers

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病は気から

すべては気の持ちよう。と言うと言い過ぎだが、“病は気から”なのは確かだ。

かつて、4人で実験したことがある。いつも威張り散らしている嫌な上司が実験台だった。彼は180㎝強の偉丈夫。自他ともに認める健康体で、病気とは無縁であることが自慢の一つという男だった。

僕達4人は、朝一番、3人までは「おはようございます」と元気に挨拶した後、それぞれのタイミングで「何かありました?」という意味のことを言う。「何もないが、どうして?」と訊かれたら、「いや、ちょっと顔色が……、と思ったもんですから」と応じる。そして、4人目は、「おはようございます」と言った後、上司の顔を一瞬見つめる。そして“見てはならないものを見てしまった”という顔付きで、目を下に逸らす。もし、「なんだ?どうした?」と訊かれたら、「いえ、別に…」と顔をちらりと見て、またそっと目を伏せる。という作戦だ。

ひょっとすると怒られる危険性があることを承知で、4人は決行した。すると、4人目の後、その上司は「おい。俺、顔色悪いか?」と部下に訊き始めた。訊かれた部下は、「いいえ。そんなことないですよ」と応える。そりゃ、そうだ。顔色は悪くないのだから。ところが、その上司には、最早それは強い気遣いとしか見えない……。

というわけで、その日の午後、彼は早退した。翌日朝、「今日はどうだ?」と訊かれたので、「お元気そうに見えますけど…」と言うと、「昨日、点滴打ってきたんだよ」とうれしそうだった。僕達4人は、「元気にしちまったみたいだなあ」と、少しがっかりした。

“病は気から”なのである。

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人の顔色や言葉に左右されず、セルフコントロールできれば一番いいのだろうが、人の顔色、言葉、評価などに一喜一憂するのが人間というものらしい。佐助のように、超然とできればいいのだが……。

“Self Control”by Laura Branigan

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保護犬と保護“掌”

センターの係員のおじさんに尻尾ブリブリ甘えていたら、殺処分の期限を過ぎ、ボランティアの人に引き取られることになった佐助。日々付き合っていると、なかなかの頑固者だということがよくわかる。きっと、おじさんに見せた“捨て身の甘え”にも、どこかプライドを感じさせるものがあったに違いない。弱々しくベタベタするわけではない甘えが、きっと好感を得たのだろうと思う。水や食事を奪い合うこともなく、奪われてもじっとしていたのもよかったのかもしれない。

毅然として人懐っこい……この二つの要素を併せ持っているというのは、奇妙にも思えるが、それこそ“王子の気質”!“駄犬王子”を目指すにふさわしいのである。……まだまだ道半ばだが……

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一方、すっかり“ヤワ”になってしまっているのが、僕の左掌。7年近くほぼニギニギされたままで、他の物との接触機会が少ないため、すっかり過保護状態。右手に氷をポンと載せられると、数秒で悲鳴を上げる。写真では親指が出ているが、いつもはほとんど親指を仲間に巻き込んでいる。困った掌だ。もっと仕事しろ~~~~。

“Dont Get Me Wrong”by The Pretenders

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いい思い出は、次のいい思い出の種

いい思い出がある人とはまた会いたくなる。嫌な思いをした記憶があっても、悲しい別れをしていても、キラキラ輝く思い出がある人とは、また会いたいと思う。そしてまた、きっといい思い出が残るのだろう、と思う。時間の経過をきちんと意識しておけば、の話ではあるが……。いい思い出は、次のいい思い出の種なのだ。

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そして、これがケフィアヨーグルトの種菌、お徳用である。100g入りで3100円。横の野田ホーローの容器に800cc位の牛乳を入れて、1グラム弱(お徳用の中に入っている小さなスプーンに半分程度)を入れて、保温すること24時間で、二人と一匹の2日分が出来上がる。つまり、このお徳用で、約200日分が出来上がる。

蜂蜜を入れて食べているが、おいしくて市販のヨーグルトを食べようという気になれない。市販のもののようには固まらないが、それが本当のヨーグルトの姿。凝固剤でも入れなければ固まるはずはないのだ。毎朝、おいしい思い出を作ってくれている大事でお得な種だ。

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コタツにいると、なぜか何か食べたくなる、という日だった。これもまたいい思い出があるからだろう。ただ、今は、いつも佐助におねだりされている。ま、こちらはそれもいい思い出になるのだが……。

“The Good Life”by Tony Bennett

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久し振りのロボット歩き

気温そのものではなく、気温の変化の度合いによるのである。何がって?体調と歩き方への影響である。

土曜日、楽しい食事会参加のため、自由ヶ丘まで出かけた。出かける時はまだよかった。コースは、バスで高井戸へ。高井戸から井の頭線で渋谷へ。渋谷から東急東横線で自由ヶ丘へ。というルート。

当初から、大変なのはきっと渋谷駅だぞ~~、と想定していた。伝え聞くところによると、渋谷ヒカリエの地下になったとか。井の頭線渋谷駅から遠くなったうえに深いようだ。迷子が出るほどわかりにくい、とか、渋谷乗換の通勤は10分早めの出発にしている人が多い、とか…、あまりいい話を耳にしていない。が、最新の駅!障碍者にはやさしくできていることだろう、と思っていた。

ところが、さにあらず!僕は結局、手すりにすがって4フロア分の階段を自力で降りることになった。東急東横線のホームに着いた時は、左脚(麻痺側)はへなへな。自由ヶ丘に着いて南口に回るのが億劫なほどだった。

妙なイタリアンの店で、妙なサービスを笑って楽しみ、帰りは決めていた通りのコース。田園調布からバスで千歳船橋へ。千歳船橋からはタクシーで。ということにした。バスは楽しんだが、降りると寒い!一歩一歩、左腕を胸に抱え込むよう体勢で、ギッシギッシとロボット歩き。暖を取ろうとオオゼキに立ち寄り、思わずハマグリを買ってタクシーを止めた時は、思わず運転手さんにお礼を言っていた。

次に暖かくなるのは木曜日。それまではまた、コタツっ子だ~~い!

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身体が柔軟な佐助は、久しぶりに“むささび”に。……ちょっと“太ったむささび”?

“Mr.Robot”by Styx

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