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第6次産業は、理想形の産業化!?

ある夜の食事の時、「第6次産業に助成金がつくことになったから………」という話を聞いた。話が始まるや、「ちょ、ちょっと待って。4次は何?で、5次は何なんだろう」と質問をした。「ごめん、それ知らないや。調べておくね」ということになり、翌日お昼一枚のプリントが出てきた。4次も5次もなかった。6次産業とは“1次+2次+3次=6次”ということだった。つまり、生産(1次)~加工(2次)~販売(3次)を生産者が行っていく、という新しい産業の形を表す表現らしいのだ。マークも作られていて、1と2と3で茎と葉を表現し、茎の先には花が咲いている、という考え落ちのようなマークだが、わかりやすい。

第6次産業の何たるかを知って、“なあ~~だ”と思うと同時に、“いいねえ~~”と思った。益田市で“エリンギを生産しているがビジネスとして成立していない”という話を耳にした時、Kapparは即座に「なぜ、地元で加工しないの?素材だけじゃあねえ」と言い、僕は「地元の他の企業と組み、加工食品の開発や販売も考えていけばいいのにねえ」と言ったくらいだ。地産地消という概念の先には、生産~加工~販売の一貫システムが、当然の如く待ち受けていると思っていたからだった。

インターネットの普及、運送業界の進化、商品の品質の高度安定化……といった高度な消費社会になりつつある日本では、数十年前から、旧来の生産~流通~販売のシステムは崩れ始めており、新たなシステムのあるべき姿を求めて蠢いてきているのだ。

SPAの一般化により、既存のメーカーの支配力は弱まり、販売拠点の多様化・多面化により、百貨店やGMSが弱体化していく、といった流れは、おそらくその渦中にいる人達の多くも読めていたはずだ。ブラックボックスのような利権構造に支えらた老舗メーカーや老舗流通に利潤が滞留してしまうこれまでのシステムは、フェアトレードの精神に反し、社会全体を動かすエネルギーを減退させいくものだと証明されてきているのだ。

要するに、“濡れ手で粟”は、通用しなくなっていると考えた方がいいのだと思う。広告業界もそうなりつつあり、IT業界やインターネット業界も急激に“濡れ手で粟”状態ではなくなりつつある。

額に汗して働いた人たちが、まっとうでフェアな利潤を得る、という理想的な産業形態が第6次産業かもしれないのだ。……だといいなあ……どこかの“悪知恵”が利用することになるのかなあ……“悪知恵”とのいたちごっこかな?

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理想通りにいかない典型の一つが、ボランティア………佐助は今日、セラピードッグ・デビューをつつがなく果たしてきたが、引率してきたKapparはいくつかの疑問を持ち帰ることになった。

善意のみの行動は、とかく難しいもののようで……。思いの強い人は“My Way Is Our Way”となってしまいがちだしねえ……。

“My Way”by Paul Anka(作曲者のステージを…)

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昭和少年漂流記 (第三章“石ころと流れ星”短期集中再掲載!本日更新!次回は3月3日予定)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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