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禍福ごっちゃの年の瀬

年明けに買い物に困ることもなくなって久しいというのに、どうしても三が日の食料を買っておかねば、という気持ちにさせられる。そして、様々な商品が、そんな気分を当て込んでか、いつもよりも高額になる。特別に手を掛けたものならやむをえないとも思うが、レギュラー商品が棚から消えてしまうのは腹立たしくさえある。蒲鉾などはその最たるものだ。加工食品の中には、歳末セールに乗じて在庫処分をしようという不届きな思惑で並べられたに違いない、と疑いたくなるものまである。それもこれも、年の瀬らしい、悔いと充足と希望のごった煮感覚と言えば言えなくもないが。

ずっと怒涛の日々を過ごしてきたKapparには、しかし、悔いの残らない年の瀬であって欲しい…。と思い、11月の中旬から配達されてくるタイミングを計算しつつ、24日以降の日々の晩ご飯や年明けの食卓を“手軽で、ちょっと豪華”なものにしようと、せっせとネット通販で注文してきた。もちろん、不当に高くなりそうなものを安く購入しておこうという思惑もあった。そして迎えた昨日、2012年最後のリハビリの日。帰りに立ち寄る小田急OXでは、鮮度の高いお刺身セットと魚を見繕って、仕事納めの前祝にしようと思っていた。

ところが!朝からどうも縁起が良くない。携帯を忘れて出発したかと思うと、バスの中では便意の襲撃。なんとか間に合ったものの、リハビリの担当が初めての人。リハビリ仲間のGさんの風情がいつもと違う。横に座ってしばらく黙っていると、奥さんが入院しているとのこと!一大事だと思ったが、既に手術も成功裏に終わり、年内には退院だとのこと。胸を撫で下ろして小田急OXへ向かった。

ところが!狙っていた金目鯛のアラが、もうない。新鮮な切り身のパックはたくさんあるのだから、アラがないはずがない。1ヶ月前、積んであった5パックのアラを眼前で一人の女性に全部持って行かれた悪夢を思い出した。“また、あの人か?!きっと小料理屋の女将で、今日のスペシャルメニューに加わったんだろうなあ”と諦め、活きのよかった鰺と天然ブリの切り身で手を打った。刺身の盛り合わせも手頃なものを発見。明石蛸の最安値のパックも購入。その他もろもろ、冷蔵庫の在庫補充のものを買い、今日と明日のメニュー決定!ご飯を炊くのを忘れなければ大丈夫!と配送の手配をし、アンデルセンでお昼御飯用のバケット・サンドを買って帰った。

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テレビ台の下に入り込んだおやつを“取って~~!”とねだる佐助のために、孫の手で掻き出そうとするKappar。……平和だったのだが…

が!お昼ご飯を食べ終わり、仕事の合間に佐助を夕方の散歩に連れて行ったKapparが、おかしい。帰ってきたらそのままコタツに入って動かない。やがて眠りについたので9時前までそっとしておいた。ご飯が炊きあがって蒸らし時間も過ぎたので、声を掛けてみた。「あ!もうこんな時間?!」と起き上がった様子が、いかにも元気がない。聞いてみると、「胃の調子が悪い。吐いたんだけど…」と言う。“ありゃ!ノロか!!?”と一瞬思ったが、ノロの症状ではない……。

で、朝一番に近所の内科へ。“ウィルス性の胃炎であろう”との診立てで、“今日一日は絶食してください”とのこと。というわけで、二人とも昼抜きで、Kapparはほとんど眠っていた今日の午後。

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佐助はほとんど添い寝をしていた。

EBUちゃんが送ってくれた焼肉のパーチィは30日。次々届く食材で冷蔵庫はパンパン。さあ、Kappar、頑張って回復してくれ~~~~~~!年内にもう一回だけでいいから、がっつり食べられるようになってくれ~~~~~!

“One More Time”by Daft Punk

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暦の不思議

小学校2年生と3年生の2年間を、中国山地の山深い島根県と広島県の県境近く、沢谷小学校で過ごした。1学年1クラス40名弱。ほとんどが農家の子供たちで、一緒に遊びながら農作業を手伝うことも多かった。季節の変化と農作業が密接に関わりあっていて、暦よりも体感温度や日の落ちる時間や季候の変化で、次の作業の予定が決められているようにみえた。同級生が「明日は霜が降りそうだから、麦踏みしてから来ないといけないので、遅れてもいいですか?」などと先生に訴えているのを聞くと、何もしないわけにはいかない気分になり、麦踏みを手伝いに行ったりした。

そんな沢谷小学校で3年生を迎えた春、担任に決まった女の先生が「私は、みなさんと同い年なんですよ~~」と挨拶をした。当然、一斉に「え~~~~!!」「嘘~~~~!!」と声が上がった。しかしその先生「嘘ではありません」と言い張り、クラスのざわめきが収まるのを待って、種明かしをしてくれた。彼女は閏年の2月29日生まれだというのだ。戸籍上は28日になっているが、本当は29日の生まれ。だから4年に1回しか本当の誕生日はやってこない……というわけだ。「な~~んだ」と安堵と納得の声が漏れて、またざわめきが起きた。そして、その時から僕の中に、暦ってなんだろう?日付って何?年齢ってなあに?などという疑問が居座るようになった。やがて高学年になると、新年という概念も妙だ思うようになり、それだけで“めでたい”とか“改まった気分”とか“新年の決意”とかを醒めた目でみるようにもなっていた。もちろん、お年玉だけは別だったが…。

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壁を登る3人のサンタを選挙の帰りに見つけた時、そんなことを思い出した。暦よりも、自分にとってうれしいことや悲しいことで月日は認識されるものかもしれない……。

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佐助サンタは、25日にはすっかりお疲れモードだった。こっそり誰かにプレゼントを届けたわけでもないはずだが……。

サンタの存在を信じていた頃、空気の中から突然現れるもんだと、僕は思っていた。

“In The Air Tonight” by Phil Collins

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手強いぞ、通信環境の整備

現在、地下の事務所ではフレッツ光を利用。プロバイダーは、約15年前に契約したso-net。電話回線が3本(その中2本はフレッツ光経由)。無線LANのルーター。さらに、ソフトバンクから無償で届いたfonのwi-fiルーター。家電は、CATVのJ・COMフォンを利用。というのが、職住一体化の過程では整理し切れなかった我が家の通信環境だ。加えて、iphone2台。ipad1台。二つの会社と自宅なのでやむを得ない部分もあるとはいえ、二人で利用するにしては、いかにも多すぎる。iphoneとipadは、障害者やリハビリ患者とその家族のライフツールになる可能性があると、5年前に思い始めたことを実際にテストしてみよう、という目的があったから、これもまたやむを得ないと言えばやむを得ない。

しかし、有線から無線へと通信環境が急激に変わっていく中で、iphoneとipadも使ってみて限界と可能性が見えてきた今、無造作に膨らんできている我が家の通信環境は合理化すべき時を迎えているのだ。色々考え、調べ始めてから約1年、構想がまとまって半年、各通信キャリアのあの手この手の囲い込み戦略のせいで無駄に必要となる違約金の類やいやがらせに近い不便を乗り越えつつ、合理化へと動き始めて一週間。予期していたとはいえ、やはりなかなか面倒だ。各社のサービスと料金を並べ、使用価値と見合わせながら組み立てていく、保険のプランナーのような、あるいはコンシェルジュのような人がいれば(もちろん、どの通信キャリアとも与していない)、きっと多くの人が助かるんだろうなあ、と思ってしまう今日この頃だ。

やがて起きるはずの“大幅な経費削減”の結果を信じて、苛立たないように気を付けながら取り組んでいる……Kapparの仕事が普通の忙しさになってくれるのを待っていたのだ~~。

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クリスマス・テーブルの天使の置物(初台リハビリテーション病院の思い出とつながっている天使だ)や、クリスマスイブのご馳走で心と身体を癒しつつ、後少しを乗り切りたいものだ。

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佐助は、大きな骨(牛の脛)をプレゼントしてもらったが、どう取り組んでいいかわからないようだ。頑張れ!!

“We Shall Overcome” by Joan Baez

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間に合った!?Happy Birthday&Christmas

長引いた“咳・くしゃみ・鼻水”風邪。22日はKapparの誕生日だというのに。友人たちに退院祝いをしてもらった “ラ・ゴローザ”でディナーを予約しているというのに。食事に向かない症状の風邪では、ディナーも台無しになるぞ~~、とドキドキしていたが、間に合った!なんとかほぼ回復。無事、おいしいイタリアンをいただいてきた。

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ちゃっかりモンの僕の身体は、ディナーには間に合わせて、終わるとまた風邪に少し支配されているが、今夜のチキンにはきっとまた間に合うはずだ。

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佐助のおやつ、クリスマスバージョン

クリスマスイブを病院で迎えている人のことを想うと胸が痛む。健康であることを普通のことのように思っていた頃は、“なんぼのもんじゃい”などと思っていたささやかな日常のイベントが、いかに大切にすべきものだったかを、僕は思い知った。そして、思い知るほどに、大切にしていた人や大切にすべき人に“してもらわなかったこと”より“してあげなかったこと”や“してあげられなかったこと”が悔やんだ。恨みより、悔いの方が根深く残るもののようだ。

多くの人のクリスマスイブが悔いのない夜になりますように……。

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佐助サンタも、そう願っているようですよ。

“Happy Christmas”by John Lennon

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まだまだ進むスリム化計画

中国政府発表の経済指標があてにならない、ということで、貨物の移動量の変化から経済状況を把握している人がいる。あのコマツも、世界各国に輸出したブルドーザーに組み込まれているコンピュータから保守のために衛星を通じて得ているブルドーザーの稼働情報から、その国(or地域)の経済状況を把握しているという。実態を知るための指標は、側面から見たものの方が信用できるものになることが多い。

とまあ、話しは大袈裟な所から始まるが、咳・クシャミ・鼻水三点セットの風邪に悩まされ続けた一週間だった。半日で近くのゴミ箱は、こんな有り様。

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麻痺側の足のコントロールが利かないため、咳とクシャミのたびに、膝がカクンと上に跳ね上がり、テーブルの下やコタツの天井にぶつけてしまう。この2次災害のために、膝が赤くなってしまったほどだ。

これで熱でも出ていれば、心の炉心も溶融しかねなかっただろうが、幸い微熱のみ。一週間目を迎えた今日は、ゴミ箱のティッシュの量も最盛期の三分の一になった。回復度70%ということだろう。

体調が思わしくないと、あれこれ無駄なことを考えてしまうものだが、この一週間はあれこれ無駄を省くことを考えていた。メインターゲットは、通信費。機能の足し算をしているうちに費用も足し算になっていたものを、機能価値と使用価値を秤にかけてスリム化しようというわけだ。概念は固まっているので、少しずつ調べて具現化していこうとしている。目標、年内!明日のKapparの誕生日のお祝い、大阪の友人EBUちゃんから届いた肉とホルモン(毎年送ってくれるのだ~~!来年も、よろしくね)を食べる宴会、お取り寄せの食材を使った鍋……。これから、忙しくなるぞ~~~~~~~~。

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コタツの上に置いたノートパソコンに向かうと必ず膝に乗ってくる佐助12.8㎏も、小一時間は耐えてあげることができるようになった。ここで油断せず、咳なし、くしゃみなしで、鼻水も垂れていないクリスマスイブにしなくては……。

“Last Christmas”by Wham!洋楽では、これ!

“クリスマスイブ”by山下達郎 邦楽では、これ?!*JR東海の歴代CMで……

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風邪、本格化か?!

動くと出る。喋ると出る。という状態だった咳は少し収まりつつあるが、今度は“鼻水”!ボックスティッシュ一箱を使い切る勢いだ。既に鼻の下が赤くなり、痛い。

脳出血後、風邪一つ引かなかった。リハビリに精を出さなくてはいけない回復期に、風邪を引いた人は可哀そうだった。退院直前に再発した人もいた。どういうわけか、僕は歯が次々とボロボロになっただけだった。ただ、肩と手が痛くなり、手はグローブになるのかなあと思うほど、腫れていった。結局入院1か月後、作業療法はストップしてしまった。だからと言って、再獲得できるはずの機能を獲得する機会を失したとは思わないが、ちょっと残念な気持ちは残っている。

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一年前のチビと佐助。平和だった……。

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逝った直後のチビ。愛おしかった……。

あの頃、こんなことしてあげておけばよかった、と想うのは止めよう。と決めているのに、今日は、9月に死んでしまったチビを思い出す。もう少し早く……、あの時に……、などと思うのも、きっと風邪のせいだ!熱でも出るのかなあ……。

“Fever”by Peggy Lee

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ジェネリック医薬品の活用!

今日はリハビリ通院の日。ついでにインフルエンザの予防接種も、と計画。Kapparと行くことになっていたのだが、昨日から咳が酷くなり、今朝は喉が痛くなっている。お休みにしようかとも思ったが、月2回の通院、今日を逃すと2週間後になってしまう。リハビリは、今や現状チェックをしているだけだが、診察は本来貴重な時間、風邪薬も処方してもらおうじゃないか、ということで、一緒に出掛けた。

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体調が思わしくないと、路傍の木も意地悪な顔に見える……。

成城リハビリテーション・クリニックで、Kapparは予防接種を受け、僕は診察の結果「喉が赤くなっていて、水ぶくれも…」ということで風邪薬を処方してもらった。後は買い物と、一足先に出ているKapparと小田急OXで会うことになっていた。

その前に僕は、薬局へ。お金を預かっていたのだが、薬代の予想外の安さに驚いた。ジェネリック薬品のあるものは、すべてジェネリックにしてください、と言ってあったお蔭だ。風邪薬4種1週間分、血圧降下剤等2種1か月分、トータル2600円。保険制度維持のための小さな支援にもなっている。効果に問題はない。ファストファッションやパチもんとは訳が違う。もっともっと活用すべきだ、とつくづく思ったのだった。

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やがて通うことになるかもしれない通所リハビリルームを窓外から撮って、帰ってきた。二人が今一番お気に入りの店、小田急OX成城学園前店での買い物も楽しかった~~~。

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お出掛けモードに、佐助の耳アンテナは忙しく動いていた。

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”Suspicious Mind”by Elvis Presley

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お掃除サービス、YUKIちゃん

昨年もお願いしたYUKIちゃんに、今年もキッチンのお掃除サービスをお願いした。

彼女は、友人のS夫婦の娘のお友達。20代後半の働くシングルマザーだ。二人の子供を元気よく明るく育てている。

お掃除サービス大手でアルバイトで働き、仕事を習得した後、「えい!」と独立。真面目で丁寧な仕事ぶりと明るさで、少しずつお客さんを獲得してきた。今日も3時間ノンストップの働きぶりで、

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Kapparの「汚れるから使いたくないくらいだ~~」という言葉が気になるほど、キッチンはピカピカになった。

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YUKIちゃんがホームページを変えたい、と言っていた時、作り方やいろいろな企画やコピーをお手伝いしたので、換気扇はサービスできれいにしてくれた。お昼ごはんを一緒に食べながら、仕事のことや子供のことを聞くのも楽しかった。

組織に属することなく頑張っている同業の女性たちとのネットワークができ、仕事のヘルプをしあったり、お互い少しずつ異なるお掃除ノウハウを学んだりしていると聞き、素晴らしいと思った。勉強を続ける人こそ、プロと呼ばれる資格があるんだなあ、と改めて思った。みんなでホームページ作った方がいいかなあ、などと聞くと、うれしくなってしまう。

ケレン味がなく、肩に余分な力も入ってない、淡々と、きちんとした仕事を続けている人たちのネットワークが形成されていくのは、ユーザーとしても喜ばしい。すぐ組織を作りたがる男には難しいことかもしれないけど……。他の業種でも、きっと女性たちはしなやかなネットワークを作っていくんだろうなあ……。

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佐助は、ちょっと不満げに窓辺でまったりしていた。君も一応男だからねえ……。YUKIちゃんの素敵な人生、いいと思わないかい?

“Wonderful Life”by Black

 

 

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忙中閑あり。寒中歓あり。

昨日はKapparのお仕事のお手伝いで、約4時間の集中作業。わずかとはいえ、生産性のある活動に寄与できるのは、うれしいことだ。久しぶりの二日連続の休日で、かえって鈍った身体と頭脳をもう一度奮い立たせてみると、ありゃ?年の瀬まで仕事びっしりだ~~と気付き、一度はげんなりしてしまったKapparの応援くらいにはなったことだろう。

そして、今日。また3時に目が覚めてしまい、階段を下りようとすると、膝にピリリと痛みが走った。まずい!今日は、歯医者と銀行回り。その後には、今年最後の佐助のトレーニングも待っている。朝の準備をしながら様子を見たが、思わしくない。歯医者休もう、と決めた。抜糸の後のチェック程度のはず。自己判断ではあるが、なんら問題はなさそうだ。銀行回りと、ついでの小さなお買い物だけにしよう、ということになった。

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10時半、出発。高井戸駅近くの神田川は、晩秋も過ぎたかのような風情。日当たりはいいが、どこか寒々としている。久我山で銀行を回り、大丸ピーコックで少しお買い物。ソフトバンクショップにも立ち寄り、契約変更や解約に必要な費用をチェックして、井の頭線~関東バスと乗り継ぎ、帰ってきたのが、午後1時半。

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寝てました!と顔に書いてあるような佐助の出迎えを受けて、買ってきた弁当一個を半分ずつにしてお昼ご飯にした。UQWIMAXの試用に一つだけあった問題を、問い合わせて解決し、一息ついたところで、Kapparは佐助と待ち合わせ場所へ。佐助がやって来て以降、いろいろとお世話になったDog IndexのMIKIさんに受ける今年最後のトレーニングだ。

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「裏の公園に着いたよ~~」と電話があり、すぐにでかける。午後3時半。さすが冬至が近付いているんだなあ、と思わせる日の陰りと寒さ。身震いしながら、今までのおさらいなどを眺める。2年前の問題犬ぶりを思い出す。まるで犬が変わったかのようで、おかしくて仕方ない。1時間後、「よいお年を~~」と別れる。

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枯葉とベンチには今日の最後の日が当たっていた。

仕事と酒の日々だった7年前が、まるで嘘のような一日だ。すっかり日も落ち、暖かい部屋の中にいると、ちょっとバーボンでも舐めたくなる……。

“Twilight Time”by The Platters

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UQWIMAX、テスト利用だ~~。

なんともバタバタの午後だった。お昼はまだのんびり。

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冷蔵庫内の在庫が不足してきたので、チャリで買い物に出かけたKapparを、わざわざベランダに出てお迎えする余裕もあった。佐助も、お迎え。

お昼御飯が終わり、午後3時頃から始めたUQWIMAXのセッティングが、間抜けだったのだ。事務所用とノートパソコン用にフレッツ光、iphoneとipadは3G回線(ソフトバンクが送り付けてきたFonルーターも設置してある)、家電はJ・com、プロバイダーはso-net(随分以前に法人契約)と継ぎ足して出来上がっていったような我が家の通信環境を、なんとか整理して費用を削減できないものかと常々考えていたのだが、遂にチャレンジしてみることにした。仮説は、“so-net wimax”にすれば、ほとんど整理できてしまうんじゃないか、ということだった。計算してみると、年間で事務所経費と家計合わせて7~8万円浮くことになりそうだ。なぬ!旅行に行けるじゃないか!というわけだ。

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ちょうど12月はキャンペーン中ということもあり、問い合わせてみると「2週間使っていただき、接続状況に問題があるかどうかチェックしてみてからお申込みいただいた方がいいと思います」というご親切なご案内。「じゃ、トライしてみよう」ということになり、昨日届いたのが、この“家庭用のルーター”。

ちっちゃい!軽い!高さ20㎝もないこの子が、10台ばかりに有線で、あるいは無線でフォローしてくれるのだ。配線もいらないのだから簡単だ~~、と高をくくっていたら、6時になってもノートパソコンがつながらない。四苦八苦した挙句、ふと気づいた。「あれ?wifiのスイッチ、onにしたかな?」。で、見てみると、やっぱり~~!offのままだった。onにしたら、すっきり!今のところ順調だ。やれやれ、無駄に疲れた午後だった。使用感や費用削減効果は、またお知らせしようかな……。

“Telephone Line”by Eledtric Light Orchestra

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近視眼的になってしまう、ということ……

リハビリ仲間のGさんは、ご夫婦でよく旅に行かれる。そのほとんどが船旅。座礁して死者まで出した地中海クルーズ船の“姉妹船”にも乗った経験がある。船旅がメインの理由を訊くと、「移動・宿泊・食事がセットになっているので、コストパフォーマンスもいいし、乗り換えなど歩かなくてはならないこともないし。いいですよ、我々には。円高の影響もあって、総費用も意外と安いんですよ」ということだった。確かにそうだろう、と思った。超豪華客船でもない限り、料金はそこそこ。もちろん、LCCなどとは比べようもないが、大型船なので揺れもほとんどない。仕事の関係で“飛鳥”で行われたイベントに招待され、東京湾から少し外洋に出て帰って来るだけの、1泊2日を経験したことがあるが、確かに快適だった。

人は多くの場合、3つの要素を掛け合わせて考えることしかできないものだが、その3つも固定化してしまっていることが多いため、見逃している価値も数多いんだろうなあ、とGさんの話を聞いて思った。どうも日常は、人を近視眼的にさせがちなもののようだ。だから、平和なのかもしれないが……。

そんなGさんが、1年近く前にエジプトに行った(地中海クルーズで立ち寄った)。それを小耳にはさんだ僕が、「どうでした?カーネル・サンダースと向き合ってるスフィンクス。がっかりしませんでした?僕は見たことないですけど」と話しかけると、「いやいや、日本でも観光地には付き物の光景でしょ?ケンタッキーを背にして眺めればいいんですから、大丈夫ですよ。それより、がっかりしたのはピラミッドですよ」とおっしゃる。「え?それはまた、なぜ?」と訊くと、「だって、近くから見るピラミッドは、単なる瓦礫の山ですよ。あれは、映像で見ればいいもんです。わざわざ行かなくていいですよ」ということだった。なるほどな~~、と思った。どんなに偉大な人でも、優れた人であっても、近く接すると普通の人に見え、遠くから高評価の目でいた分だけ欠点が目につくのと一緒だなあ、と思った。

近視眼的になるということは、きっとこういうことなんだなあ、と思ったのだった。気を付けなくちゃ……。自己評価に関してもね……。

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そう言えば、帰省のために乗った萩・石見空港行きの飛行機から撮った富士山は、地球にできた疣のようだった……。雪を頂いていると違うのかなあ。

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散歩の途中に足の指の間にできた小さな傷を舐め続けていた佐助。足の裏が赤くなってきたので、今日Kapparが病院に連れて行った。足袋を履かせれば固まり、包帯を巻けば取ってしまうので、エリザベス・カラー(エリザベス女王がよく着ていた洋服の、大きな“カラー”にちなんで付けられた名前…だったと思う)を借りてきた。今は、“なんだ?なんだ?”って見てるけど……。へ、へ、へ、楽しみだなあ。

“Someting Stupid”by Frank&Nancy Sinatra

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脳卒中後、それぞれの秋……

今日も、何やかやで忙しく、成城石井芦花公園店の話はペンディングに。代わって、月曜日のこと。

初台の歯科医院・宮澤歯科に、抜糸に行った。外出もほぼ一週間ぶりとなると、季節の変わり様が目につく。

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いつも通るマンション脇の木々はすっかり色づき、

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甲州街道の街路樹は、もうかなり葉を落としていた。

抜糸は簡単に終わり、わずか10分で宮澤歯科を出た。初台駅に向かって歩き始めて数分、見覚えのある後姿に近付いて行く。初台リハビリテーション病院5階の仲間だったSさんだ。

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一か月前には横断歩道で向き合ったが、透明に老いてきた感がした。彼の目線が下を向いていたのを幸いに、声も掛けずに通り過ごした。少しばかり後悔していたので、声を掛けてみようと、後ろから急いだ。Sさんの歩みはぎごちないが一歩一歩が丁寧に繰り出されている。時々立ち止まりながら、しばらく観察した。言葉を交わす時に、話題にしようと思ったのだ。

約10分、ゆっくりと後に従いながら、でも、僕はまた話し掛けるのを止めることにした。Sさんの背中に人との接点を拒む色を感じたからだった。オペラシティの信号で、思い切って抜き去り、ちらりと振り向いて表情を盗み見た。その顔は淡々として世間を拒絶しているように見えた。

父親譲りの超高血圧。二度の脳出血経験も運命として受け止め、無駄な抵抗はしない、と言っていたSさん。退院後3~4度お会いし、楽しくお話したが、会う度にスピリチュアルな世界に浸っていくのを感じた。Sさんらしいなあ、お母さんと二人暮らしだしなあ、などと思った。他人に助けを求めない人だとは知りつつ、“何かあったら連絡してください”とメールアドレスと電話番号を渡したが、彼の微妙な微笑みに、すぐに後悔した。“僕は僕のやり方で生き、死にます”と宣言されたような気がした。交差点で振り返り窺ったSさんは、“ずっとSさんでいる”Sさんだっただけなのだろう。

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“よかれ”と思い行うこととお節介の間にあるグレーゾーンは、多くの人の思考や行動を制限しているんだろうなあ、などと思いつつ家路を急いだ。落ち葉の吹き溜まりを見ると、妙に神妙な気持ちになった。

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でも、佐助のアイビームを浴びると、僕の中のお節介魂が“自分の表現方法だからいいんじゃない?!”とまた、むくむく起き上ってきた。……そんな月曜日だった。

“I Want It That Way”by Backstreet Boys

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時間3倍、エネルギー2倍の、いい一日。

今日は、Kappar小田原行きの日。両親を病院へ。ついでに、いろいろ用事を済ませるとのことで、成城石井芦花公園店の件は、明日に変更(本人の意見は、やはり確認を取らないと……)。

というわけで、留守番の一日。どういうわけか、こんな日は時間がすいすいと過ぎていく。専業主婦が「意外と自由になる時間がないのよねえ」と言うのもわかるような気がするくらいだ。

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朝、お出かけの予感にキョロキョロしていた佐助は、預かりサービスへ。

午前中は、少しだけお掃除。お昼前から午後にかけて宅急便が2回。2度目は、Kapparへの早目の誕生日プレゼント。プレゼント品は、本来は禁じ手の“生活必需品”。旦那の誕生日にビジネス・スーツを贈るようなもので、ストゥブ。ずっと使っていた“なんちゃってストゥブ”の鍋底の焦げ付きがひどいというので探していて見つけた、半額の本物だ。台所に出しておかねば、と片手で作業したが、重くて苦労した。

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写真を撮って、メールで送付。

お昼ご飯は、きなこ餅。準備をして食べ始めたら、もう午後3時だった。で、思い出したのが、退院直後の頃。外出着に着替え、5~600mの距離にあるコンビニに行き、買い物をして帰ってくるだけで1時間以上かかっていた。安全を意識しつつのよたよた歩きだからやむをえないとはいえ、何をするにしても3倍時間がかかるようになったんだと実感したものだ。

仲のいいPTの女性によると、「エネルギーは2倍使ってますよ」ということだった。今日も最近2週間で3回やってしまった尻餅に気を付けながら動いたので、エネルギー消費はそこそこしていることだろう。午後7時前、佐助帰宅(連れて来てもらえるサービスで)。30分後には、Kapparも元気にご帰還。母親がずっと拒んでいたデイサービス通いに前向きになっているようなので、疲れの中にも充実感を感じる表情だ。いい一日だった。今夜は、おでんだ~~~~。

今になって思い出した。朝の雨も止み晴れ渡ったおかげで、麻痺痛も今日は気になるほどではなかった。やっぱり、いい一日だったんだ~~~。

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東京の空には、電線が付き物だけど……

“Good Day Sunshine” by The Beatles

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開店直後なのに閉店の匂い

寒さが厳しくなるにつれあちこちの麻痺痛が顔を出している。マイクロファイバーの毛布に替えてぬくぬくのベッドにも、2時間と寝ていられない。肩~肘~指先の鈍い痛みに耐えかねて目が覚めてしまうからだ。夜中にごそごそ抜け出して階下に降り、コタツでまどろみながら、佐助が降りてくるのを待つ日々だ。

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佐助はほぼ毎朝6時半、Kapparと一緒にででででで~~と降りてきて、僕の側にやって来る。「朝だぞ~~!」と声を掛けたり、「おいおい!」と手を顔に伸ばしてきたり、「起きられるかな~~?朝ご飯の準備もしなくちゃね~~」と顔を舐めまわしたりする。で、起き上ると膝に乗るか、さっさと散歩に出かけていく。起きますけど、ね。

とは言っても、体調が悪いわけではないので活動できるはずなのだが、麻痺痛と一緒に怠け心も顔を出してきたのか、軽度の“な~~んもする気がしない病”になっていた。バーナード・ショーの言葉“惨めな気分になる秘訣は、自分が幸福かどうか考える暇を持つことだ”のようにはなりたくはない、と思いながら。

そんな時に有り難いのが、Kapparからのお誘い。土曜日、「南烏山にオープンした成城石井に行ってみない?」とお出かけした。サンマルクが閉店し、そこに成城石井がオープンしていたのだ。今はリハビリ帰りに立ち寄る成城コルティ内の小田急OX成城学園店に満足しているが、保険制度が変わるのをきっかけに通所リハビリに行く場所を変えるかもしれない。サミットよりも1~2割高めだが、生鮮三品の品質の良い小田急OXに定期的に通えなくなると、“少量高品質食べ切り食生活”の我々にとっては痛手だ。成城石井が徒歩圏内にオープンするというのは、朗報だったのだ。

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正午前に訪れた成城石井芦花公園店。入り口の風情に、少し嫌な予感を感じながら入っていった。

二手に分かれて店内を一巡り。それぞれが気になる棚の商品をチェック。ほんの少しだけ買い物をして20分ばかりで店外へ。2~30メートル歩いて顔を見合わせた。ほぼ同時に出てきた言葉が「長くはなさそうだねえ」「閉店早いかもねえ」だった。それから僕はタイムサービス690円の散髪へ。Kapparは、サミットに買い物へ。待ち合わせて帰りながら、印象と分析を語り合ったのだった。……残念だったが、楽しかった。

*なぜ、閉店するのは早い、と考えたのか、二人それぞれの見方は、明日ご紹介……。

コンセプトもポリシーもelusiveな店だった?!“Elusive Dreams” by Nancy Sinatra&Lee Hazelwood

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昭和少年漂流記 (第三章“石ころと流れ星”短期集中掲載。ちょっと休んでますが、次回は12月6日予定です)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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