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井の中の蛙?温室育ち?

伊豆に行って、はっきりと再認識した。僕の“歩ける”は、まだまだ条件付き。坂道では、危なっかしく不安なレベルで、旅館の中でさえ数回“おっとっと”があったくらいだ。

比較的平坦な場所や歩き慣れた道以外では、少しの緊張感が動きを鈍らせ、ぎごちなくさせる。特に、下り坂には戸惑う。膝の関節がいつもカックンカックン状態のため、支えがうまくいかない上に、伸ばす時にバランスが崩れやすい。上半身の体重移動のタイミングが悪いと、大きく揺れてしまい危ない……。

などと自己分析しながら、いつもよりゆっくりと歩を進めるのだが、必然的に大丈夫な方の脚と足への依存度が高くなる。麻痺側の足よりも痛くなったほどだ。目にも利き目があるように、脚にも利き脚がある。リハビリにおいて、麻痺していない側の脚を利き脚として意識し、動きとバランスの中心になるようにしていく訓練も必要なのではないか、などと思った“温室育ち”の“井の中の蛙”であった。

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両足へとへとをやせ我慢。

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芦花公園近くの道路脇のカエルの列。仲間かな~~~~?

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うつ伏せの佐助。下半身がカエルに見えてきたぞ~~~~~~~~~~。

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「リハビリと介護NET」のブログがスタート。現在は、「Kapparの“ゆる・はや・ごはん”」「脳卒中とコミュニケーション」「保護犬佐助、セラピードッグへの道」の不定期連載中です。

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昭和少年漂流記、連載中!

(次回更新は6月2日予定)

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“温泉、海鮮、何もせん”+α

日曜日、12時前に出発。向かうは、伊豆熱川。クーポンサイトで入手しておいた一人一泊8800円(半額!)のお宿。Kapparの仕事漬けが始まった時に、“人参”として用意したものだった。品川駅の“エキナカ”でうどんを食べ、午後4時半到着。いきなり、のんびりモード。6時半からの晩御飯の前に展望風呂へ。眺め最高!足元怖い!なんとかしばし浸かり、晩御飯へ。

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特別ではないが、及第点。舟盛、あわび、サザエもある。お吸い物の味は、なかなかいい。ちょっといい気分で乾杯!珍しくほとんど完食。食後に「リハビリ・ピクニックやリハビリ・ツァー、開催できるようになりたいねえ。在宅介護の人たちも参加できるようにしないとね」などと夢を語り合っているうちにパタリと寝てしまった。翌朝、朝ご飯をしっかり食べた後、引退して伊豆高原に暮らす友人に電話。「お昼ご飯、奢らせてあげるから」と都合のいいことを言いつつ再会の約束を取り付ける。

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伊豆高原駅で待ち合わせ、別れたのがなんと6時間後!よく喋った(彼が…)!よく聞いた(僕が…)!楽しかった(みんな!)!

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一晩預けられていた佐助は、“気疲れモード”でどよ~~ん。チビはすっかりご飯を食べ切っていてニャ
~~。ダブルでなじられ続けた。Kapparの、仕事で乾いた気分も少しほどけたようで、納得の“人参”一泊旅行。心地よい疲れで終了となったのだった。

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(明日、更新予定。次回更新は6月2日予定)

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喋った、飲んだ、感心した。

土曜日の夕方、田舎からやってくる同級生を迎えに、新宿に行った。まず、京王百貨店入り口で東京在住のJ君と待ち合わせ。彼とは47年ぶりだが、すぐにわかった。一緒に遊んでいた頃の顔が60代になっただけだった。一緒にリムジンバスの停留所に行き、I君を待つ。到着したI君とJ君も47年ぶり。僕は12年ぶりだ。でも、これまでの長い時間がなかったかのように、近所に住む者同士のような会話をしながら、芦花公園に向かった。「歩くの速いんじゃない?健常者と変わらんねえ」などと、後ろから励まされながら、我が家に到着。すぐにビール。乾杯。一気に話に弾みがついた。僕の病気のことや近況は電車の中で話しておいたので、二人の近況を聞いた。

I君はNTTを退職後、今は老人ホームで働いている。夜勤明けのまま、飛行機に乗ってきたという。几帳面な人だから、入居している人たちも安心だろうなと思った。老母(とは言っても、すこぶるお元気だが…)と同居し、賑やかに楽しく暮らしているようだ。

J君はSONYで技術屋をしていたが、50歳を前に、田舎で一人暮らしになった母親のために退職。半年は彼が田舎に行って身の回りの世話をし、半年は母親を東京に連れてきて面倒を見る、という暮らしを5年間続けていたらしい。その後、母親自らの“ホームに入る”という決断で、今は時々様子を見に帰郷しているという。

二人とも、えらい!と思った。地に足が付いていると思った。変わらず明るく、ひょうひょうとしていて“当たり前のことをしてきただけ”といった風情がいいなあ、と思った。

それからは、友達の消息、思い出話等々。途中からKenちゃんとe-poohも加わり、時間はバタバタと過ぎていった。“競争意識のない男同志の会話”ができる心地良さ、お互いの個性をそこはかとなく理解し認め合っている者同士の安心感、そして、ちょっとだけでも感心できるお互いが友人であることの誇り……しかもそこには社会的地位や富も関係しない清々しさ……。楽しい夜だった~~~~~~~~。いい歳こいて“○○ちゃん”だものね、お互いに。

そして翌朝、東京観光に出かけるI君を見送り、我々は仕事漬けKaparが漬け上がった時のために用意していた“温泉、海鮮、何もせん”一泊旅行に向かったのだった。

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次々と現れるお客さんに飛びつきじゃれつき、お座りしておねだりしていた佐助だったが、

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翌朝は、何か嫌な予感がし始めていたようだ。が、午前10時前お迎えが来て、お泊りへと向かっていった。「わ!優しいお姉ちゃんだ~~」と飛びついて……。

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(次回更新は、5月30日)

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中学校の同級生が来るぞ~~~!!

少年老い易く……性格は変わらないもんだなあ、とつくづく思った昨晩だった。電話で話した相手は、今日東京に到着、今晩一晩を我が家で過ごし、明日からあちこち用事を済まそうという中学~高校の同級生。4月末の墓参帰省の帰り、空港のビュッフェでビール片手にランチを食べていたお婆ちゃん(お母さん!)の息子、I君だ。お母さんに渡した箸袋のメモから、こういうことになったのだ。

到着直後の動き方や彼が行きたがっている美術館や資料館のことなどは既に連絡し合っているが、その念押しと「江東区に住んでるJ君と連絡とれたんで、一緒に行っていい?」という確認の電話だった。「何か益田のもので持ってきて欲しいものある?」と最後に訊かれたので「お金」と言うと、「あら、どうしよう~~。今あたし、お金あまりないのよ~~」と言う。中学の時から、今流行のオネエ言葉だったI君、相変わらず、冗談もまともに受け止めてくれる。おもしろいから、「え?!な~~んだ。じゃ、いいや!」と言ってみようかとも思ったが、大変なことになりそうなので止めた。楽しみは、今夜のお酒の席に取っておこうっと!!

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島根県益田市立横田中学校の卒業写真。東京の友人に見せたら「珍しい!メガネがいな~~い!」と驚いた。言われるまで気付かなかった。

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先日撮った、今の横田中学校。メガネ率上がったのだろうか?

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「犬と猫がいるけど、平気?」と訊いたら、「あたしは犬も猫も平気よ。それはいいんだけど、……」と、他の話が長くなってしまった……。

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(いろいろありまして、次回更新は、5月30日予定です)

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1つのユニクロより、100の金剛組!?

職人さんがずっと好きだ。その姿にはほっとし、その言葉には心を打たれる。

「職人さんが消えていく、職人の技が風前の灯だ。日本の伝統技術が……」と危機感が高まり、“○○○○は、日本のメディチ家たれ”という企画を提案したことがある。30年ばかり前のことだ。

税金逃れの美術館や宣伝費の垂れ流しをするくらいなら、真剣に、楽しく、日本の伝統芸能や伝統技術をバックアップした方がいいのではないか。ファンドを作って運営したらどうか。それはきっと、素晴らしい、真の意味のPR活動として、10年後には目覚ましい効果を上げることになるはずだ。……というような趣旨で、後継者不足などで消えていきそうな“日本文化のレッドデータ”をリストアップし、資料として添えた。その時の広報部長の反応は、「おもしろいね~~~。で、これをやれば、商品が売れるの?」だった。僕はすぐに、企画書と資料集をくるりと丸めて退散した。

東京12chの「和風総本家」を観ていて、そんなことを思い出した。ユニクロが話題になり始めた頃、「非国民の会社だ!」などと悪口を言ったり、「1つのユニクロより、100の金剛組だ~~!」と言っていたことも思い出した。「職人立国という考え方が、なぜないの?優れた職人は誰にも大事にされるよ」と、今でも思っている。……一人前の職人になるまでの修行にお前は耐えられるのか?と訊かれたら、今からじゃ無理だけど、きっとできたと思うよ。と答えるだろう。じゃ、なぜそうしなかったの?と重ねて訊かれたら、う~~ん、僕は傍にいて応援したり、支援するタイプなんだ。と逃げる(?)だろうけど…。

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食べることに関しては、佐助に職人の魂を感じる。

さ、僕は食べるための道具を直しに歯医者にでも行って来ようっと。

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(本日、更新予定。次回更新は、5月30日)

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ひたすら物思いの昨日。晴れたというのに……。

一昨日、ついに夕方には暖房を入れた日。宵闇と共に麻痺痛にしんしんと責められ、気持が落ち込んでいった。嫌らしいいじめに遭っているような気分だった。でも、心の奥には「いいんだもんね~~~。明日は晴れるんだもんね~~~」と負けじ魂。眠れなくてもなお「へっちゃらだもんね~~~。だって、晴れるんだも~~~ん」と思っていた。

ところが昨日、空は晴れたが心は晴れなかった。どうも最近、幼い頃や若かりし頃を想うことが多い影響ではないか……。と思ったので、あっさり想い続けちゃおう!と決め、お昼ご飯もまともに取らず、ぼんやりと小さな思い出の連鎖の中にいた。大人(ほとんど親父だが……)が歌うのを聞いて覚えた歌が、思い出すシーンに合わせて浮かぶ。当時疑問だった歌詞、あやふやだったフレーズもそのままだ。こりゃいかん、と思った。こんなにあやふやを抱えていては閻魔様に申し開きができない、と思った。で、調べた。いいサイトを発見!それが、ここだ。声が出にくいので、ブツブツと小さな声で「パソコン前の一人カラオケ大会」を開催した。

今日は、リハビリの後、お買い物とお使いへ。

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成城リハビリ一階のデイケアも、

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二階のOTリハ室も、活気が溢れて見えた。

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どなたかの実家に行けるバス停も、

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その真後ろのマンションも、陽の光に輝いていた。気分もアップ。カラオケ効果?
それとも、夏日効果?……なにしろ、僕は夏が好き、なのです。

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午後2時。帰ってくると、佐助の期待の目がお出迎え。

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もらえたのは、大根に刺したおやつでした。ベジタリアンだからね。

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(次回更新は、明日、5月25日になります)

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一日だけの“梅雨寒”?

しまった!紅茶の在庫がない!……朝ご飯が終わり、アイスティーの在庫をチェックしたら、二本弱。

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これはいかん、ネクストを作らねば、とお湯を沸かしたのはいいが、肝心のダージリンの茶葉がない!がさがさと乾物用ボックスまで漁ってみたが、やっぱりない!買いに行こうと思った。となると、得意の“ついで仕事”。銀行回りもするか、と考えた。が、その時、気付いた。肩が痛い、肘が痛い、頬が痺れている。あれ?雨が来るのか?と窓を開けてみると、もう降っている。しかも、寒い。あ~~~、家事手伝いとしては、今日は失格だ~~。気になっていた企画書でも書くか……。

という午前も終わりが近付いている。ずんずん肩が痛くなってきて、ヤル気も削がれる。こうなったら珈琲タイムにでもしようと、もう一度乾物用ボックスを漁ってみると、発見あり!こんなものたちが、底の方から……。希望は意外な所に潜んでいるものだ!

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昨日のお昼は、ちょっとしたつまらない理由でポッキー一箱だった。今日のお昼は、“加賀棒茶”に“缶入りビスコ”でもいいか?!いや、体重増を招くか?!(現在、人生最重量の62㎏!)と悩んでいる“梅雨寒”のようなお昼だ。……今日限りのようだが……。

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雨の日は寝るに限る、だそうだが……。

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(本日、更新予定。次回更新は、5月25日予定)

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待つことの不安?暢気の報い?

一か月以上前に買っておいた“金環日食観察用グラス”。昨晩は、時間を2度も確認。一昨日、久しぶりに4時間連続睡眠ができたせいか、昨晩の連続睡眠は3時間。4時前から“金環日食”を待っているような朝だった。

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「いつもより佐助散歩を早目に切り上げてね」とお願いし、いつものように“家事手伝い”。朝ご飯の下準備を始めたのが5時45分だった。豆を挽いて珈琲メーカーのスイッチ・オン。食洗機の中を片付け、ケフィアヨーグルトをガラスの器に入れ、佐助用にお裾分け容器にも入れ、仕事場用の紅茶を保温水筒に準備。

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すべて片手の作業で足元が危なっかしいので、それだけのことをするだけで、一時間くらいが必要だ。日食はもうとっくに始まっている。窓を開けると、薄い雲。なんとか見ることができる。帰ってきたたらすぐにベランダで観察だ、と折り畳み椅子をえっちら運び、手摺には灰皿と煙草。これで万全!と時計を見たら、7時を回っている。7時10分。せっかちだなあと思いつつ、Kapparの携帯に電話。出ない!3度、4度と電話。出ない!う、う、う、う~~~~。一緒に見れなくなるぞ~~~。「ただいま~~~」の声がしたのは、7時25分を回ったところ。「もう~~~。始まるよ~~」と窓辺に置いておいた“金環日食観察用グラス”を手渡し、ああだ、こうだと言っている間に、終わった!

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金環状態になる直前に撮った写真のみが、確かに見たぞ、という証拠。イベントってこんなもんだなあ~~。

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つまんないよ~~~。お腹撫でてくれ~~~~!という気持ち。よくわかる!

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(昨日、更新済み。次回更新は、明日予定)

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ある純愛……のお話。

あるお婆さんが亡くなった。99歳だった。少し前までは元気いっぱいで、自分の身の回りのことはほとんど自分でこなしていた。が、hさんとしか目からは、お風呂でふと転んで骨折したためにめっきり弱ってしまい、ついに動けなくなっていたのだった。気丈なお婆さんだった。「お爺さんには苦労させられた」が口癖だった。

十歳年上のお爺さんを看取ったのは70歳の時だった。それからは、「いやあ、これから楽させてもらえるわあ。だって大変な人だったんだから、お爺さんは」と毎日のように言っていた。時には嫁を叱りつけながらでも、「私がそんなことしたら大変だったのよ、お爺さんに怒られて」と、お爺さんへの恨みを吐き出していた。

お通夜も終わり、「もう少し頑張れば百歳だったのにね」「お祝い金貰えたのにね」「あまりにも元気だから、いつまでも生きるんじゃないかって思ったわよ」などと家族が言い交していた時、「あら!何これ!」と叫び声が上がった。お婆さんの髪を直していた長女が発したものだった。

みんながつつっと枕元に集まると、長女の手に一枚の古ぼけた写真が握られていた。「お婆ちゃんの枕の中にあったのよ~~」という声に、みんなが覗き込んだ。そこにはカンカン帽を被ったモボが、街灯の下でポーズを取っている姿があった。「お爺ちゃんよ。ずっと枕に入れてたのね。知らなかった~~。29年間よ~~」「まあ、お婆ちゃんたら」「お爺ちゃん、カッコいいじゃない?」などと、しばらくは写真を真ん中に思い出話に花が咲いたのだった。

この話の主人公は、金子イネさん。Kapparのお婆ちゃんである。2000年。ミレニアム騒ぎが終わった5月。お爺ちゃんの命日の二日前のことだった。……これ、ほんまでっせ~~~。

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あたしゃ、関係ないね。寝るわ~~~。

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(本日更新!次回は2日後、の予定)

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思い出メーカーの反省?

いい思い出がいっぱいの人生は、きっといい人生なんだろう。“過去は積み重なった今”なんだから、いい思い出はいい今(=いい人生?)の結果と集積なんだろう。

「ああ、そうだったなあ。楽しかったなあ」とか「よかったよねえ」と言える思い出は、いつ思い出してもしばらくは反芻できる。時間という浄化装置をくぐり抜けると、苦しかったことや大変だったことさえ「そうだった、そうだった。結構大変だったんだよね、今思うと」と、いい思い出へと質変化してしまうから不思議だ。

僕はよく、「だから、“思い出メーカー”としては、記憶に残る時間を作ってあげようと思って、大変なんだよ~~、いろいろ」などと、酒を飲むと言っていたものだ(今でも、時々言っているが……)。が、「悪戯する時の言い訳にしか聞こえないけど……。何かしようとしてるよ~~~。気を付けようね~~」などと、曲解されていた(今は、“やめなさいよ~~!”と注意される)。

しかし最近は、思い出の質はむしろ、思い出の対象となるモノ、コト、ヒトに対する“想いの質と深さ”と関係が深いものなんだ、と強く実感し、ちょっと反省気味の“思い出メーカー”である(どうせ、また……と人は言うだろうが!!)。

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そこにいてくれるだけで、時々こちらを見つめてくれるだけで、それだけで十分思い出になっていってくれる存在は、人それぞれにきっとあるはず。思い出とその対象は固有のもだし……。在るor居るだけで誰かの心に残る、あるいは癒せる存在に, 僕もなれるといいなあ……。悪戯しなくても……。

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(更新が、ちょっと遅れています。)

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花しらべ

先週金曜日、初台の歯医者に行こうとして笹塚で乗り換え忘れ、いつの間にか新宿到着。結局一週間延期することになった。ホーム間違い、方向違い、乗り過ごしは、僕にはよくあることだが、2年ぶりの事件だった。

その犯人が、“花しらべ”。iphoneアプリなのだが、花の写真を撮れば、その花の名前や花言葉等々が分かってしまうというもの。

山陰の田舎育ちの僕には、あまりにも普通の景色だったので、豊かな自然には取り立てて興味はなく、人工的な物やネオンの方が圧倒的にアトラクティブだ。だから(言い訳がましい……)、花の名前をほとんど知らない。“花しらべ”?いいんじゃない?!と、すぐダウンロードした。当然、すぐ使ってみたくなる。芦花公園の駅まで、見かけた花の写真を撮った。多かった(一部、割愛したのに…)!

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電車の中の徒然の慰めにと調べ始めたら、ついつい……。というわけで、“花しらべ”にやられてしまったのだった(きっと!…)。

花の名前は一つも覚えていないが、ほとんど外来種ばかりなのに驚いた。ガーデニング・ブームのせいだろうが、たんぽぽのように、日本の在来種が駆逐されてしまいそうで、ちょっと嫌な気もした。ミツバチだって、ねえ。しばらく、“花しらべ”封印!今日は遅刻できないし……。

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(5月17日更新。次回更新は、本日夜予定)

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抱き抱き舐めvsエアー掻き掻き

“青雲の志”というものがよくわからないまま年を重ねてきた。青かった空は夕闇に霞み、空高くぽっかりと漂っていた白い雲はどんより黒く漂っている。青雲は、もはやお線香しか意味しないのか……、などと思う心に、我が家の毛玉グループ(佐助&チビ)の行動が光明と癒しを与えてくれることもある。……大袈裟です。すみません。

好きなものをしっかりと愛おしむ、佐助の“抱き抱き舐め”。ケフィアヨーグルトを作る容器の底と周囲に残ったヨーグルトを舐めつくそうということなのだが、なんとも愛おしそうに持ち歩き、舐め終わってもしばらく離そうとしない。

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いやいや、大事だなあ、その情熱、そのこだわり。と、思うのである。

そして、チビ婆の“エアー掻き掻き”。「首の横が痒いのよ~。掻いてよ~~~」と傍に来るので掻いてやると、足が虚空をパタパタ。自分で掻いているかのような仕草になる。以前からそうだし、佐助もやることだが、チビ婆くらいの年(推定18歳)になると、足と痒い箇所の距離は遠い。それでも、昔からやってきたことはいつまでも昔通りにやるんだ!という意地と踏ん張りのエアー掻き掻き。衰えないということは、きっとこういうことなんだろうなあ、と思わせてくれる……。

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自然にやり続けてしまっていることって、僕にはあったっけ?

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グループレッスンとドッグカフェ

休みなしで働き続けのKapparだが、必要な時間を計算し準備していることが二つある。一つは、小田原の両親の通院や雑用のため。もう一つは、佐助のため、である。

今日は、以前から楽しみにしていた佐助のグループレッスンの日。場所は芦花公園。一度、雨で中止になっているので、好天の予報に「楽しみだね~~」などと、佐助に話しかけていた。この一週間、深夜まで仕事を頑張ったり、徹夜に近い夜があったりしたのも、この日のため。しかも、今回は10頭近くの参加、犬種もいろいろのようなので、どんなグループレッスンなるのか、佐助はどんな反応を示すのか、も楽しみのようだった。

午前10時前、自宅をスタート。芦花公園まで僕も歩いて行くつもりだったが、数十メートル歩いた所で、左腿の付け根に痛みを感じ、僕はバスを利用することにした。

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一足先に着いた芦花公園は、初夏の日差しと木々の緑に溢れていた。人影はそう多くないが、それぞれが伸び伸びと楽しげだ。

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グループレッスンも、全員(&全犬)Mikiさんの教え子とあって和気合いあい。約2時間が、瞬く間に過ぎていった。終わる少し前から、僕は公園内の東屋で休憩。さすがに、膝には“オーバーユース”の予感が……。

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ところが、予定通り「ドッグカフェに行ってみようか」ということになると、現金なもので膝、腰、復活!佐助は、ドッグカフェ・デビューを無事果たしたのだった。

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帰りの歩きもちょっと心配だったが、「サミットでトイレに行くんだ」と決めてドッグカフェを出た。が、しばらくすると予想外に早く危機が迫ってきた。で、俄然歩きの真剣味は増し、休憩もなし。無事帰って来れたのだった。これって、怪我の功名?

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中古があるじゃない!Teva

「暑くなるぞ~~!これから、どんどん」。2日も気温の高い日が続くと、そう思う。夏が好きなので、気持も高まる。で、数日前、サンダルをネットで探した。目標は、足に合うTeva。なんせ、足が小さい。24.5㎝で、ちょっと大きいくらい。靴売り場に行って黙っていると、店員は大体26~27㎝を持ってくる。Hawkinsが欲しくてもサイズがない。レディスを買ったことも一度あるが、やっぱりフォルムがどうも…で、お蔵入り。これじゃ、本当に“間抜けの小足”だ……。で、サンダルはKapparのものを共用していたのだが、この夏こそはMyOwnが欲しい。ということで、踵までしっかり留められるTevaを探したのだ。

USサイズなので、メンズは27㎝からだが、一縷の希望を持って探した。が、ない。ああ、やっぱりだめか!また、共用路線か?とがっかりしたが、サンダルでメンズとレディスの差はあまりないので、レディスはどうだ?と探したら、なんと中古を発見!爪先までしっかり入れないと麻痺側の足は危ないので、24㎝でいいだろう、と注文した。しかも、正規品の新品だと9000円以上を覚悟しなくてはならないところが、約4000円!しめしめ、でもちょっとドキドキ、だった。が、昨日到着してみると、ピッタリ!

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よかった~~~、なのだが、天気が雨。しかも気温低下。はやる心の行き場がなくなってしまった。出かけるどころか、あちこちが痛く、頬と瞼は痺れている。Tevaをうらめしく眺めるだけの一日となった。

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ところで、これは、Kapparが数週間前の朝、佐助散歩の時見つけた“不思議な忘れ物”。このシューズは、誰が、いかにして忘れていったものなのか。妄想を巡らせたが、これといったストーリーにはならなかった。……夕方には忽然と消えていたらしい。

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「僕なんか足にぴったりの、白の“5本指シューズ”履いてるもんね~~」と言わんばかりの佐助。……それって、地下足袋って言うんだよ~~~~~~~~ダ!

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昭和少年漂流記、連載中!

(なんやかやで、進んでいません。次回更新は、今日中です)

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目線が変わると、世界が変わる!?

先日のこと。買ったのにほとんど履いていなかったシューズで出かけた。評価の高いウォーキングシューズなのだが、麻痺側の足の脱ぎ履きが大変なので、脱ぐことがない時限定でしか履けないシューズ。今日はチャンス!と履いて出かけてみると、なんと景色が違う。地面が少し遠い!背が175㎝くらいになった気分だ。おや?シークレットシューズじゃないはずだけど…。背が伸びた?んな、馬鹿な!…などと思いつつ、でもちょっといい気分で帰ってきた。

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脱ぐ前に写真を撮り、常用しているシューズとの踵の高低さも確認。メールで連絡していたKapparに「2㎝くらい高いみた~~い」と報告した。「たった2㎝で世界は変わって見えるんだ~~。情報の90%は目から得ているとはいえ、凄いもんだ~~」などと思っていたら、1時間後、テーブルの上に僕の外出用眼鏡を発見!あれ?じゃ、今までかけていた眼鏡は?と、見てみると、Kapparのものだった。なんと僕は、近視用のレンズ越しに世界を見ていただけだったのだ。

てな経験をした後、昨晩のテレビでダイエット用眼鏡なるものを見た。その眼鏡をかけると、手に持ったクッキーが1.5倍に見え、それが食べている時も錯覚につながるんだとか……。うむうむ、さもありなん!と思ったのだった。

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一昨日の夕ご飯の時。「肉詰めピーマン、座布団してるからね~~」と言われた。玉葱の内側を刻んで肉と混ぜ、外側は座布団にしたんだとか。どうりで背の高い肉詰めピーマンに見えたんだ~~。目の錯覚。食生活にも、大いに活用できそうだ……。

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時々、佐助目線で近所を散歩してみたいなあ、と思う。

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失くしたものを追い求めない!?

初台リハビリテーション病院に入院した翌朝、起きた時に頭の中で鳴っている音楽がサッチモの“What a wonderful world”だった。緊急入院してからずっと虎舞竜の“ロード”の一節“何でもないようなことが幸せだったと思う”が繰り返し鳴っていた(好きな曲でもなく、歌詞はその部分しか知らないというのに…)ことからすると、随分希望に溢れた明るい朝だなあ、と思った。そこで、よし!と気持ちを仕事に持っていこうとして驚いた。過去やってきた様々な仕事がすべて色褪せて思い出されるばかりか、その一つひとつや仕掛かっている仕事のすべてが、泡沫(うたかた)のものに思えてならなかったのだ。自分の来し方を、何をしてきたというんだ?!という想いで見つめている僕。しかも、そんな状態の自分を淡々と微笑みを持って見つめてる、もう一人の僕……。不思議だけど、左半身の機能と一緒に拘泥していたものも失った、奇妙な清々しさがあった。

やがて、機能を再獲得していくにつれ、現実もひたひたと戻ってきた。すると、新たなstruggleが始まった。得ることは、欲を生み出すものらしい。恬淡と生きることは、難しい。ましてや、“自分で稼がねば”と長い間思い続けてきた者にとって、恬淡と生きることとは、一方で誰かの保護下にあるか施しを受けて生きることを意味する。前のようにはいかない。しかし、このままではいけない……。次第に強くなっていくその想いが、struggleの原因であり、増幅させるものだった……。

一昨日から昨日の昼過ぎまで、寒さのために麻痺痛が酷いせいか、そんなことを思い出しては、眠れない夜をさらに眠れないものにしていた。しかし、お昼過ぎ日が差し始めると、少し眠れたことも手伝って、こりゃ、いかんぞ!散歩にでも行って、外の空気を吸わなければ、と思えてきた。午後4時過ぎに着替えて、佐助散歩のタイミングを待つこと20分。仕事漬けのKapparが始動!4時45分、一緒に出掛けた。おや?一緒なの?と、ちょっと不思議そうな佐助は、付いてきてるかな?と時々振り返ってくれる。

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佐助散歩の練習もちょっとした。

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芦花公園駅南側、南烏山の通りは、相変わらず心地良い。

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マンション脇の公園で、ブランコ、ボール投げ……。改めて、佐助の“失くしたものを追い求めず、今目の前にあるものと可能性を追う”姿に、“今を生きる”ことの大切さと素晴らしさを教えてもらった夕べだった。

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その時のちょっと頑張り過ぎた痛みが、今日は残ってますけど、ね。

 

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(なんやかやで、進んでいません。次回更新は、二日後くらいの予定)

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“憧れの声”の変遷

昨日は、リハビリの日。初対面から仲良くなったGさん(そんなに、ジーさんではないっす…)と、いつものように短い時間の四方山話。いきなりいろいろ語り合うようになったきっかけは、「自分の姿を晒すのを恥ずかしいと思わず、どんどん街に出た方がいいですよね~~~。いろんな意味で」という意味のことを、期せずして異口同音に言ったことだった。以来、Gさんは、隔週1回のリハビリの日を同じ曜日に合わせてくれて、リハビリの時間も一緒になったので、リハビリ前後の会話を楽しめるようになった(彼の歩く姿の写真や、彼から聞いたいい話は、“リハビリと介護NET”で…)。何でも話せる相手なのだが、まだ一つ話していないのが、「できなくなったことで大きなストレスになっているのが“歌えなくなったこと”」だという話。なぜか、恥ずかしいのだ。

小学生の時に、ミッチー(当然、三橋美智也です。及川光博ではありません)から始まった“憧れの声”は、聴く音楽ジャンルの変遷・拡大で変わっていき、大学生の頃は、David Byron(Uriah Heepのボーカル)だったが、今は多数の“憧れの声”がある。カラオケの効用だと、僕は思っている。

(ココ数日、耳に付いて離れないのが、Billy Davis Jr.の声)

http://www.youtube.com/watch?v=-nb9jJg_wIU

近付きたい、真似したいなどとは一切思わないが、歌詞を見ながら歌うと、歌の心だけはわかるような気がする。すると、“憧れの声”がまたできていく、というわけだ。外に音の漏れないカラオケで、きちんと出なくてもいいから精一杯声を張り上げて歌いたいなあ、と時々イライラするほど思うのである。Kappar、よろしく~~~。仕事が一段落したらね~~~。

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“翼の折れたエンジェル”と“バスルームから愛をこめて”、今度は一緒に歌っちゃうぞ~~~!!

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(本日、更新。次回更新は、5月13日予定)

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噂が生まれる瞬間?

今日は、リハビリ&診察の日。今は隔週1日なのだが、親父の命日に墓参帰省したため、一か月ぶりだった。成城学園前駅から成城リハビリテーションクリニックまでの道が、懐かしくさえある。午後にまた天気が崩れるという予報だが、午前10時前の道には明るく陽が降り注いでいる。仙川にかかる橋の上に差し掛かると、老夫婦が頬を寄せるように川を覗き込み、時々微笑み合っている。いい光景だ。

しかし、二人で覗き込んでいる仙川の川面には、何か思い出を喚起するものでもあるのだろうか、と横を通りぬけざま思った。そして、思い出した。

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二十歳の頃、“人の行動や言葉に勝手に意味付けして、噂は出来上がっていくもんだ。マスコミだってそんな噂の生成過程と無縁ではいられないだろう。その実験をしよう”と、友人二人と、四条小橋の上から高瀬川を30分覗き込んでみる、という実験だった。10分でそこそこ人が集まった。僕たちは何も語らず、時々ただ顔を見合わせ、川面を指差したりしてみた。しばらくすると、両側にできた人の列から様々な声が聞こえるようになってきた。予定の30分が過ぎたのでその場を離れ、近くから観察していると、僕たちがいた辺りで若い男が川面を指差しながら周りの人に何かを説明しているようだった。2~3分後、橋の上から移動してきた数人が僕たちの横を通り抜ける時、「死体らしいで~」と言っているのが聞こえた。あまりにも不穏で不気味な展開に、僕たちはそそくさと退散したのだった。

そんなことを思い出していたというのに、帰りに橋の上を通りかかった時、思わず川面を覗き込んでいる自分に可笑しくなり、記念に写真を撮った。すると、一人の少年が“なんだ、なんだ”とばかりに、覗き込みに来た。何もないのに……。

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高齢者で混み合う小田急OXで買い物をして、配送の依頼をしようとすると、いつもの3~4倍のカートが並んでいた。「今日は、多いですねえ」と顔見知りの担当者に声を掛けると、「今日は、大雨になるらしいでしょ」という返事。天気予報は風評ではないが、なんだかなあ、と思った。

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芦花公園駅近くの交差点では、買い物帰りに荷物を口に咥えて飼い主のお手伝い、のゴーレデンに出くわした。可愛らしかった。

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次の交差点では、道端のツツジが満開だった。

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帰って“今日は留守番だから”と理由にならない理由を付け、持ち帰った“いかのぽっぽ焼き”でビールを飲んだ。“昭和少年漂流記”を、これから書けるかな~~~?

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彼は、私のものです!!ガルルルル~~!!

近所の犬友、マルちゃんは、なかなか気丈な女の子で、佐助とは大の仲良し。会うと「いや~~ん、佐助君じゃないの~~~。遊ぼうか~~?」と駆け寄ってくれたりする。そして、すぐに組んずほぐれつの大バトル。上になったり下になったりしながら、延々と遊ぶ。

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ロジャー君も大の仲良し。こちらも会うとすぐに組んずほぐれつなのだが、体力的には分が悪い。その分、佐助は体力を消耗するようで、ロジャー君とよく遊んだ日は、まさに“疲れた犬は良い犬”状態で、まったりとしていることが多く、よく眠る。そして、女傑瑠奈ちゃん(残念ながら、写真はない)もいい遊び相手だ。佐助よりも体格的には劣るが、佐助を組み伏すことが多い。お互いお気に入りで、遠くで姿を見かけると、勢いよく駆け寄る。

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ところが、ロジャー君がいると様相が一変。佐助がロジャー君を見つけ、こんな感じで近寄りご挨拶をしていると、「なに、なに~~。ロジャー君じゃないの~~~!!」と、瑠奈ちゃんはすっ飛んでくる。挙句に、「ロジャー君、遊ぶ?」と近寄る佐助を「ガルルルル~~!あっち行きなさい!ロジャー君は、私のものなの!」と威嚇。追っぱらってしまうのである。

この状況を聞いて、僕が思い出したのは、随分以前に合った20代中盤の女性のことだった。「20歳過ぎるまで、女の子たちは男を目利きして奪い合ってるんだ、って気付かなかった。あの人いいなあ、と思うと、必ずその腕には女の子がぶら下がっていて、ギロリと睨みつけられるのよねえ。ガルルルル~~って感じで。私は絶対に出遅れてると思うの」という彼女の話に、なるほどなあと思いつつ、「そう言えば、男同志が競い合うのも“求愛ダンス”みたいなものかもしれないねえ」と応えた。そして、女性が静かにしっかりと真ん中にいて、競い合う男どもを目利きしている社会が、きっといい社会なんだろうな、と思ったのだった。

動物君たちはシンプルでいいなあ……、感情表現と優劣が。……マルちゃんに追っぱらわれた佐助はオカマですけどね。

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(天候が体調に響き、進んでいません。次回更新は、今週末予定です)

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今は昔のライフスタイル!?

昨日のこと。午前中は、初台の歯医者へ。往復1時間半、治療1分。帰りに隣の初台リハビリテーション病院へ。エントランスへと向かう時は、どうしても少し神妙な気分になってしまう。

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デザインに心が行き届かない障害者用シューズの陳列を横目に、杖を注文。

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帰ってきて自分のシューズを見ると、左の爪先がかなり擦れている。小さくつまずいているのだ。回数は減っているとはいえ、まだまだ用心しなくてはならない。

一息ついていると、友人のe-poohから午後ちょっと立ち寄りたい、とのメール。ほんのちょっとの打ち合わせはあるようだが、久しぶりだ、飲まないわけにはいかない、と手ぐすねを引いて待っていた。そして、飲んだ。喋った。楽しかった。彼女が帰路に就いたのは、午前1時半。「仕事、明日頑張る!」と6時頃から参加して一緒に盛り上がったKapparは、ソファで熟睡していた。

今朝、いつものように6時前に起き、毛玉グループに両脇を固められながら、思った。30代~50代の間ずっと、毎晩、昨晩ような夜だったんだなあ、と。身体を酷使して楽しく過ごしてたんだなあ、と。もう毎日は無理だけど、2週に1回くらいは………。ねえ、Kappar、e-pooh、そしてKenちゃん……。

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さあ、次は皆既日食の夜かな?

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(なんやかやで、進んでいません。次回更新は、明日5/9予定)

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GWだったんだ~~!!!

「スーパームーンらしいよ、今夜は」と、仕事が終わったKapparにお知らせした昨晩。iphoneを持って二階に駆け上がり、撮ってくれた写真がこれだが、東京の空では、どこがスーパーなのやら……。

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田舎の川辺だったら、いつもの満月よりも30%明るい月明かりに、愛の囁きにも熱が籠ったのだろうか?狼男は、いつもより早く変身できたのか?いやむしろ、今夜はだめだと諦めたのか?などと、馬鹿なことを考えつつ晩御飯。買い物大成功の味に満足したのだが、寝ようと会うると、また雨が来るのだろうか、左半身のあちこちが痛くて眠れない。2時間の睡眠で起き上り、録画してあるFOXのドラマを見ながら、うとうとした。これは、昨日と同じパターンだと気付き、「よし、今日もお使いに行こう」と決めた。初夏の日差しの中を出掛けると、近所の家の塀に蝶々を発見。写真を撮ったのだが、直後に一陣の風に空高く飛ばされていった。

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飛ばされることなく用事を済ませ、今日は芦花公園のサミットへ。入ってすぐの特価品コーナーに“揖保の糸”を見つけ、「明日のお昼は素麺だ~~。じゃ、茗荷も買わなくちゃ」と店内に目を向けると、な、なんという人混み。GWを実感した。最後の一日を家で家族と一緒に、というお父さんたちも一杯いる。

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買い物慣れしていないお父さんたちが、あれやこれや手に取り迷い、カートの籠に入れては「それ、食べるの?いらないわよ」と奥方に注意され棚に戻したりしているので、なかなか思うように動けない。さすがに、杖を使ってしまった。混み合うレジをやっと抜けて振り向くと、歳末のような光景。思わず写真を撮った。

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やや疲れてひと寝入り。お昼ご飯用に買ってきた弁当を食べ始めると、左側が一段と痛い。頬も痺れている。なんだ~~?と思っていたら、突然の沛然たる雨。やっぱり、犯人は気圧の変化だったんだ~~~。ん?あの蝶々、どうしたのかな?雨宿りできたかな?

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散歩を諦め気分の佐助は、つまらなさそう~~~。

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GWって、な~~~に???

元をただせば“書き入れ時”といった意味か。映画が大衆娯楽の王様だったころ、映画業界が使い始めた言葉(だった?)。本来は、お客を当て込む側が使う言葉なのだ。喜んで使うべきは、稼ぐ側の人たちなのに……。

などと、ちょっと斜に構えたくなるのも、我が家にGWはなかったから。Kapparは一日も休みなく働き続け(ん?ということは書き入れ時?GWじゃん!)の状態。少しお手伝いしたが、僕と毛玉グループは無力に等しい。

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そこで、せっかくのいい天気。今日は、いつもの朝の準備が終わったら、掃除もしようと決めていた。6時起床(かつては、就寝時間だったのに…)。早速毛玉グループ、集合。

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佐助散歩中に、珈琲、ヨーグルト等々朝食の準備と食洗機のお片付け。朝ご飯が終わると、Kapparは早速仕事開始。僕はクイックルワイパー片手に、寝室、階段、リビング、DKをお掃除。佐助用に敷いたタイルカーペットの上は、カーペットコロコロで……。よたよただから時間がかかるが、この時点で、なんとまだ午前10時。一日は始まったばかりに等しい。さあて、パソコンを…と思ったが、うとうと……。いかん!と目覚めると、11時半。さあ、今度は買い物だ~~~。なんとなく、「今日は、魚の日。明日は、お肉の日」とイメージしていたので、食事の準備に手間取らないメニューを考えながら、出発。お出かけ準備に手間がかかる(着替えに、いつも15~20分必要)ので、12時半近くになっていた。目指すは、千歳烏山の食品スーパー“シミズヤ”だ。

いつも歩く時は、“今日のテーマ”を決めている。一昨日は、“内股を締め、外へと出ていく左足をできるだけ前に出すこと”だったが、今日は、“できるだけ杖を突かないこと”。もちろん、危険防止に杖は持って出た。

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途中、小学校脇で“夏隣”の花たちに、石材店前でいつもの門番の小僧に、それぞれ会って、左官のための専門店の看板を見上げ、ダイソーに立ち寄り、“シミズヤ”に到着。

立派な“調理済み”カマス、ヒラメの刺身、お徳用お刺身三点盛りに晩御飯を決め、ちっちゃい生わさび一本も購入。明日の夜は……と精肉売り場をうろうろしていたら、和牛サーロインステーキ用240g2680円が1980円になっている。しかも、一枚だけ!量は二人分でピッタリ。……ええい!奮発するか!ということで、明日の晩御飯は、ステーキと、ルクエで作る蒸し野菜と決定!お疲れビール用に“上乾本シシャモ”(推奨品)を、お昼御飯用にサンドイッチを買い足して帰ってきた。帰りは、なんと一度も杖を使わなかった!!…一度、危ない思いはしたが……。

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佐助の出迎え
を受けた時は、膝が痛んでいたが、今はなんとか大丈夫そうだ。で、思った。これからは、職業を訊かれたら“家事手伝い”にしようかな、と。小さくブームの“育ジイ”よりはいいかも……。

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しわ寄せ

学生時代、中華料理屋に住み込みをしていた頃のことだ。働いていた店のコックは、お客が食べ残したものは必ず一口食べてみていた。「うまいやないか~~。なんで残したんや?なあ、三治、どない思う?」(*三治は、僕のあだ名で、夜中によく友達が来てうろうろするので、“ゴキブリの三治”ということになり、面倒だからと“三治”と呼ばれていた)

とか「これは残してもしゃあないなあ。しょっぱかったわ。気いつけよ」とか言っていた。身勝手な人だといつも思っていたコックの、プロらしい姿が見られる一瞬だった。そんなコックが、一度お客に怒った。

食事が終わり、ビールで赤くなった顔で「なんぼや~~?」とレジにやってきたお客に「○○○○円です」と僕が応えると、「え?!えらい高いんやなあ」ときた。まあ、よくあるパターンの台詞なので、僕は黙ってにこにこしていたのだが、その後がよくなかった。「あんな味でよくそんな金とれるなあ。肉かて安いもんなんやろ?」とそのお客、ちょっと調子に乗ってしまった。

中華鍋をあおっていたコックの手が止まった。「三治~~!金もらわんでええからな!二度と来んよう言うたって!」。僕に命令するように言う、というのがコックのせめてもの矜持。お客には十分聞こえる声の大きさだった。「来るわけないやろ、こんな店~~」と、捨て台詞を残し、お金はしっかり持って、そのお客は帰って行った。

その後、コックは僕に「安くしろ、おいしくて当たり前や、て、無理やろ、そんな。なあ、三治。わしら、おまんま食い上げになるで~~」と吐き捨て、チャーハンを仕上げた。

 TVを見ていて「これでなんと、このお値段!リーズナブルですよねえ。お得ですよねえ」などと、女性アナウンサーが目を見開いてみせる度に、“フェアトレードの大切さを忘れるなよ~~”と、いつも苦々しく思う。安さ、安さへと傾斜していく考え方は、多くの働く現場の人にしわ寄せが及ぶ。本来“リーズナブル・プライス”とは安いことではなく、“納得のいくお値段”という意味のはず。むしろ、「多少高い気はするけど、そんな背景や理由があってのことだったら納得です。大事に使わせていただきます」という評価と気持ちを込めて“リーズナブル・プライス”と言ってほしいものだ。

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最近目に付く“訳あり商品”。本来“訳”がリーズンなのだが、訳もなく適当に使われているケースが増えているようだ。上は、1か月前に購入した2㎏2980円の“訳ありチョコセット”(タッパーに収納!)。いろいろな種類の割れチョコで、リーズナブルだと思ったが、問題が一つ。……なかなか減らな~~~~い。

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今から心配だ~~。梅雨の季節

昨日は歯医者の日。雨の予報にどきどきしながら、午前9時前に出発。午前10時過ぎには、歯茎に薬を注入し1分で治療は終了。ついでに、長さが合わなくなり(歩き方を工夫している間に、気になり始めていた…)新調しようと思っていた杖を買おうかなと、隣の初台リハビリテーション病院一階の売店に立ち寄った。

病院の受付に並ぶ人たちに神妙な気持になりつつ売店の前に行くと、杖のコーナーが正面にあった。しかし、ほとんどが金属製のもので、しかも持ってみると思いの外重たい。目的だった木製のシンプルなものは在庫から消えていた。

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*玄関脇にぶらさげてある僕の杖。5年半以上使用している。

*隣にぶら下がっているのは、IKEAの靴べら。200円(?)。長くて使いやすい。友人のカメラマン寺崎さんのスタジオで発見し、会うたびに「欲しいなあ」と言って、ついに手に入れたものだ。

横に目を転じると、相変わらずデザイン的にどうかと思う身障者用シューズのコーナー。時間が止まっているような感覚になってしまう。カタログを見せてもらってから、在庫状況を問い合わせてもらい、辛うじて候補にできる数点のカラーコピーを持って帰った。帰路はずっと、“ついてないなあ”気分だった。が、佐助に迎えられ家のドアを開けるやいなや、予報通りの雨。“ついてないなあ”は“ついてる~~”にあっさりと変わった。のは、よかったのだが……。

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午後遅くに勢いづく雨。しくしくと雨の到来を教えてくれていた肘、肩、腰、膝の痛みも勢いづいていく。夜になって雨漏りを発見した頃には、かなり痛くなっていたので、やむを得ずロキソニンを飲んでベッドに。しかし案の定あまり眠ることができず、ベッドの上でぎごちなく輾転として朝を迎えたのだった。

「たまには“お湿り”も必要だからねえ」とか「お百姓さんは喜んでるよ、きっと」などとにこやかに言えるのは、晴天が続いている時。南の島のスコールは、天からの恵みのエアコンディショナーだし、照りつく太陽の下では、Kapparのお皿だって干上がってしまう……。

“自分にとっていいこと”だけを追求することは、どこかに生み出されていくマイナスを置き去りにするものだ。だから、多少のことは我慢もするし、対策だって練る。が、しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし!!いつまでも続いてもらっては困る、というものだ。

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梅雨を想うと、それだけで気の重くなる今日の朝。チビは毛玉のように丸くなり、退屈な佐助もその様子を見ているうちに、寝入ってしまった。さて、寝不足の僕も…………。

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一緒にいる、ということ。

お互いの“いい距離感”がわかってきて、一緒に暮らすことが板に付いてきた佐助とチビ。相変わらず、顔が近寄り過ぎて目が合うとチビの猫パンチが炸裂するが、その数は減り、佐助の避け方も巧みになった。なんとなく、一緒にいることも多くなった。

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でも、いつもお互いに適度な距離を取るようにしているように見える。ご飯皿は別だが、一緒に使っている水のお皿に関しては、一緒に首を突っ込むことはなく、一方が飲んでいる時は、後ろや横で目を合わせないように待っている。いなくなると、それなりに気になったりもするようだ。

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近寄り過ぎない、お互いの行動を尊重する、要求はしない、そして、決して争わない……。ヒトの社会よりも自立性が高く、平和な動物の社会の片鱗を見ているようだ。食べる(生きる)ことさえ保障されていれば、ヒトもこんな風に暮らせるのかなあ……。

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