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心遣いというステイタス

小田急線の複々線化と同時に進行していった各駅の改修。エリア・マーケティングの基礎となる地域住民特性に明るい鉄道会社らしく、JR東日本が10年ばかり前に打ち出し、今のところ成功を収めている“ステーション・ルネッサンス”の小田急的な(身の丈に合った)開発が行われてきている……ような気がする。

様々なソーシャル・ビジネスの拠点として活用しようとする動きも散見されるが、それはまだ芽を出すには至っていないようだ。が、しかし、ワーキング・マザーのための託児所や介護主婦のための小規模なデイケア施設など、今後新たな“小田急ステーション・ルネッサンス”が進行していけば、小田急線沿線に新たなビジネスの点と線が出来上がっていくような気もする……期待し過ぎかな?……しかし、小田急OX成城学園前店に、月2回の通院リハビリの帰りに立ち寄っていると、複々線化をきっかけに、自分たちの企業資産をきちんと活かしていこうという小田急の姿勢と企業活力が、店頭から透けて見えてくるようで、期待を寄せることは、あながち間違いでもなさそうだと思えてくる。

その一つの典型が、「目玉抜きホタルイカ」。よく買った「ワタ抜き小鯵」にも感心させられたが、この「目玉抜きホタルイカ」にはちょっと驚かされた。

目玉がない方がおいしいとわかっているからこそ、ホタルイカを買おうとすると、躊躇する。おいしく食べるための手間(もやしの根切りのような感じ?)と、味への不満を秤にかけてしまうからだ。もちろん、この「目玉抜きホタルイカ」はすぐに手に取った。2パック買おうかと思ったくらいだ。期待通り、おいしくいただいた。

料理素材とおいしい料理とのインターフェイス(大げさ?)こそ、素材を売る側の最善のサービス。心遣いと惜しみない手間。それを商品そのものが持っているステータスに依存して惜しんだ業態や店は弱体化せざるを得ない。

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そして、昨晩。シンクの前から「目玉のおやじだらけだ~~~!」という叫び声。見ると、せっせ、せっせとKapparがつまんで取ったホタルイカの目玉が、シンクの底に。おいしさにこだわるKapparは、小鯵を唐揚げにする時にはワタ抜き、ホタルイカを食べる時は目取りを忘れない。昨晩は、残念ながら他店で購入したホタルイカ。その結果の、目玉おやじの大群だったのだった。

「年取ったら目玉のおやじになりたい。誰かの肩に乗って、耳元でああだこうだ言いたい」とよく言っていたものだが、撤回したくなる有り様だった。

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すっかり膝乗り習慣が復活したチビの“舐め舐め”は、心遣いではなさそうだが……。

「お知らせ」

「リハビリと介護NET」のブログがスタート。現在は、「Kapparの“ゆる・はや・ごはん”」と「脳卒中とコミュニケーション」の不定期連載中です。

ご質問、ご要望等がありましたら、是非お寄せください。真摯に対応させていただきます。http://ashita-harerukana.cocolog-nifty.com/blog/

昭和少年漂流記、連載中!

(進んでいません。次回更新は、4月24日予定です)

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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