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脳卒中それぞれ。リハビリそれぞれ。‥②

-初台リハビリテーション病院で出会った“リハビリの人たち”-

脳出血で入院した東邦大学大橋病院の主治医から初台リハビリテーション病院の存在を教わり、Kapparが色々調べた結果、4人部屋の一般病室約40万円/月なら、2ヶ月くらいであればなんとかなりそう、ということで早速エントリーした。救急車で搬送されて3週間位経った頃だった。

幸いなことに一週間もすると、“左麻痺用のベッドが空きそう”との連絡が主治医に入った。すぐに準備を始め、4日後には初台リハビリテーション病院5階奥の一般病室に入院することになった。

僕のベッドは、窓側。はるか遠くに、うっすらと富士山が佇んでいるのが見えた。遠くに見える首都高の“ユーノス”の看板を見つめながら過ごした大橋病院も僕は決して嫌ではなかったが、収納とカーテンで個室風に仕切られた初台リハビリテーション病院のきれいな病室は、“身の程知らず”と自らを叱りたくなるほど言うことなしだった。

車椅子に座ったまま漠然と窓外を眺めていたら、窓に向かって体操に余念のなかった人が声を掛けてきた。アロハシャツにジーンズ、足元はスニーカーといういでたちの彼は、もうすっかり普通の人に見えたが、隣のベッドの人だということが判明した。まず名前を名乗りあって、二言三言、言葉を交わすと、「よかった~~、お話ができる人で。そのベッドにいた人、言語障害がある人で、ずっと会話してないんですよ」と、実にうれしそうな笑顔を見せた。お互いの脳卒中発症体験や職業について簡単に紹介しあった。「何かあったら、遠慮なく聞いてくださいね」という言葉に、「ありがとうございます。よろしくお願いします」と頭を下げた。50歳。7歳年下の彼が、とてもいい先輩に思えた。心強かった。すべてがタイミングよく順調に展開しているように思えた。

毎夜起きることになる事態は、まだ想像さえしていなかった。 ‥‥つづく

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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