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島根県益田市、故郷はどこへ?!‥①

毎年4月、親父の命日には欠かさずお墓参りに帰省している。脳出血発症がちょうど3年前の秋で、初台リハビリテーション病院退院がその年の暮れだったお陰で、翌年春の命日も、なんとか欠かさずお墓参りをすることができた。益田市医光寺の墓所に上っていく急坂も、冷や汗ものではあるが、克服した。

そんな努力への小さなご褒美が、いつの間にか貯まっていたANAのマイレージだった。1万マイルで一人が無料、同行者三人までが片道1万円、という“一緒にマイル割”が使えるとあって、秋の気配が漂い始めた9月初旬、イレギュラー帰省をしてきた。

春の墓参帰省の時、従兄弟夫婦と再会の約束をしていたので、“一緒にマイル割”のメリットを活用すべく、今回は初めてKapparが同行した。僕がかなり酒を飲むだろうとの心配もあってのKapparの同行だった。

今回の目的は、従兄弟夫婦との会食と、90歳にして健在と聞いた叔母に会うこと。言わば、マイレージを利用した“不義理お詫びツァー”。少し照れくさく、でも楽しみにしていた小旅行だ。

しかし、空港から駅前までのバス車内。東南アジアの地方空港の風情と似ている空港周辺の景色や行き交う車のほとんどない道路を窓外に眺めながら、僕はやや憂鬱な気分になっていた。本ブログで以前書いた“島根県益田市の憂鬱”の気分である。

やがて、益田駅前に着いた。“なぜ、こんな無謀な駅前再開発をするのだろう”と、年に一度の帰省の度に目を逸らしていた駅前である。しかし、今回の宿は“じゃらん”で予約した“グリーンホテルモーリス”。やむをえない。

ホテルは、なかなかの出来栄え。盛況である。閑散とした駅前と駅ビルとは、明らかに趣を異にしている。そしてこのことが、再開発のプラン自体の欠陥を示していた。

バスターミナルの整備。そこに出現したサービス、施設共に近代的なホテル。それは、益田という街を、飛行機利用の“萩・津和野観光”の人達の“空港へのアクセスのいい宿泊地”にしてしまっているのだ。泊まるだけで行き過ぎていく観光客は、益田にお金を落とすこともないだろう。

商店街もなく“横丁”もない街に、朝早いたった一便の飛行機に乗るために宿泊する人たちが魅力を感じるはずもないのだ。

“公共事業”というカンフル剤を打ち続けてきた街は、長期展望もマーケティング発想もないまま、地元を中央資本の大型商業施設の“市場”にしただけのようだ。

随分以前から益田市を覆っているように感じる“静かな諦念”は、新たな希望のエネルギーに転換することがあるのだろうか。 ‥‥つづく

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

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