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胸が痛む、「安い!」「安い!」の連呼!‥②.鮮魚の場合-1

日本の総漁獲量の約半分が廃棄されている、という説がある。廃棄とまではいかないまでも、市場に出回っている量が半分程度であることは間違いないだろう。由々しきことである。

6~7年前、ふとしたきっかけで、千葉県富津の漁師さんたちとお付き合いを始めた。事務所恒例の宴会に共通の知り合いに連れて来られたのが、最初だった。

「お土産です!」という威勢のいい声の右手には、立派な鱸が一本ぶら下げられていた。その後には、発泡スチロールの箱を持ったお仲間が二人。中には、あさりがどっさり入っていて、開けると元気に潮を吹いた。

話が弾んだ。漁師さんたちの労働の実態をつぶさに耳にするのは初めてだった。興味深かった。が、疑問と歯がゆさも残った。

きちんと休漁日が定まっており、天候不順の日も休漁にならざるをえないため、年間で平均すると週に3~4日しか漁ができないこと。季節によって“魚種”を決め、それを狙って漁に出ていること。狙った魚種の漁獲量がまとまらないと、仲買が買い取ってくれないこと。狙った魚種以外の“獲れてしまった魚”は、量がまとまらないので売れないこと。それらの魚は、食べるか捨てるしかないこと‥‥。

「え~~!もったいな~~い!」と叫びつつ、何かおかしいぞ、と思った。収入が安定せず、年々減りつつあることに不安を感じている、と言う漁師さんたちに何かしてあげられないものか、と思った。

おじいさんやおばあさんが丹精込めて作った野菜が自家需要分以外は腐っていく、僕の田舎の光景を思い出した。

おいしいものが無駄にされていること、生産者の努力が流通の壁に打ち砕かれていること、僕たちの“生”を支えてくれている人たちが豊かになれないことに、無性に憤りを覚えた。

「それ、何とか売りましょうよ!」と宣言し、思いついたアイデアをお話した。

インターネットでの販売と、流通(スーパーor百貨店)店頭でのイベント販売の可能性について語った。仕組み作りと流通への提案はやりましょう!と宣言した。

仕事の合間を見つけて、準備を始めた。富津漁港も行ってみた。奥さんたちにもお会いして、簡単な企画書をお見せしながら説明をし、協力をお願いした。

それは、こんな仕掛けだった。‥‥つづく

60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)

60sFACTORY活動日記は、こちら。

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