英会話のコツと介護・支援の現場‥①
初台リハビリテーション病院を退院した後、Kapparが調べてくれた成城リハビリテーションクリニックに通院を始めて2年4ヶ月が経った。
こじんまりとしているだけに、セラピスト同士あるいはセラピストとドクターのコミュニケーションがよくとれている、なかなかいい病院だ。
僕のPT(理学療法)担当だったMさんとは、セラピーを受けてながら冗談を言っているうちに仲良くなり、今では親戚のようなお付き合いをしている。
いい職人を目指している真面目で優秀なセラピスト、Mさんの趣味は、お金を貯めてパリに遊びに行くこと。今春も、お気に入りのパティシエ(ピエール・エルメだったか?)が開く、ボランティア・コンセプトの“マカロン祭り”に、「趣旨に賛同したから、行ってきま~す」と出かけていった。
そんな彼女がかつてパリで目撃した本当の話。
日本からやってきた“関西のおばちゃん”集団が、こんな会話を交わしていたという。
「タクシー乗った時も、カフェで何か注文した時も、最後に“しもぶくれ!”言うたらええらしいわ」「わかった。“しもぶくれ!”やね」。
「お前は、ブツモンか!」と言われるほどダメな仏文の学生だった僕でも、それが「S'il vous plait(シルブプレ)」を意味することはわかった。「通用するよ。教えた人、偉いかも」と言いながら、スティーブンというオーストラリアのロケーション・サービスの大男が力説していた“英会話のコツ”を思い出していた。
1.単語(モノ、ヒト、コト、場所、副詞等)+Please ‥人に何かお願いする時は、これ!
2.Thank you! ‥お願いを聞いてもらえたら、忘れずに!
日常会話は、これで充分。ネイティブの人でも、これができていない人がいるくらいだから、旅行者が励行すれば、紳士・淑女だと判断される。文法を知っていることよりも、礼儀を知っていることの方が大切。もちろん、笑顔も忘れないように。というのが、スティーブンの語った“英会話のコツ”だった。
「日本人はどう?それができてない人が多い?」と尋ねると、「それが不思議なんだよ。できてない人が多いね。英語をかなり知っているのにね」と答えて、スティーブンは皮肉な笑いを浮かべた。なんだか、納得のいく話だった。
「S'il vous plait(シルブプレ)」は、フランス語圏では使い道が多い。「よろしく~」「すみませ~~ん」「あの~~」などの感覚でどんどん使えばいい言葉だ。フランス語っぽく発音しようとせず「しもぶくれ?」と微笑んだ方が通用するだろう。
コミュニケーションは、実は大切な単語が欠けていては成立しない。それを象徴しているような話である。
ではなぜ、“英会話のコツ”が介護・支援の現場と関係があるのか。そのことには、次回言及したいと思う。‥お気づきの方も多いとは思うが‥‥。
60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)
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コメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
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今後ともよろしくお願い致します。
6SqpIDBp
投稿: sirube | 2009年5月14日 (木) 16時38分