健康体と麻痺の狭間
極めて動きののろい一日。
クーラーを使わない日を増やそうと決めたこの夏。区の障害者手当てが毎月7500円振り込まれてくるとわかったことに意を強くし、1980円の卓上扇風機を代々木八幡駅前の雑貨屋で購入。フル回転させても22Wの消費電力だからいいだろうと、全開の窓から外気を呼び込む作戦で日中を過ごすことにした。
しかし、今日は、Tシャツ3枚が順に汗で濡れそぼってしまう暑さ。夕方になるまでは、難行苦行に近い状況だった。しかも、膝が痛くてあまり動けない。健康体であっても、脳からの指令が途絶えている左半身の動きは、ままならない。また、Over Useしてしまったのだろうか、と反省していたところ、最近の膝痛発生に法則性のあることに気付いた。
かなり飲んだ翌日なのだ!
健康体で座っていると、意識だけは脳出血発症前へと里帰りする。そこに、目の前にいる親しい友人、楽しい会話、おいしい芋焼酎‥‥となると、少しだけだよ、とみんなに言われながらも、ついつい意地汚く「もう一杯!もう一杯だけ!」とグラスを重ねていくことになる。「本当に!あと一杯だけだから~」などと言い始め、気を使って極薄の水割りにしてくれた友人に「これはないんじゃない?これは水です!いじめ?」などと言い出す頃には、立ち上がると、少しよろけ気味になっている。「元々ふらついいてるんだから、逆方向にふらつけばちょうどよくなるじゃん」などと言いつつ、同じ方向にふらつき、「おっと~!」と思わず声を上げ、友人たちを心配の混ざったあきれ顔にさせる頃に、やっと終了‥‥。
といった楽しい夜の翌日に、膝は痛くなっているようなのだ。「おいおい!ちゃんと使ってくれよ~」という膝からの抗議なのか、お調子者の受ける報いなのか‥‥。
しかし、たまにやってくる楽しい夜を無駄になどはできない!!ここは、しばし膝を大切にし、次の機会に備えるしかないであろう。
幸せには、すでに不幸せの種が潜んでいるものなんだ‥‥。と、大仰に嘆息している真夏の夜である。
60sFACTORYプロデューサーKakky(柿本)
60sFACTORY活動日記は、こちら。
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