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初台リハビリテーション病院体験!ー①

当たり前のことだが、脳出血は初めての体験。起きていること、これから起きること、起きていかざるをえない変化、変化への対応策‥‥。すべてが、未知のことである。まずは情報収集、と思いはしても、ベッド脇にパソコンはなく、病室にネット環境などあるわけもない。

倒れる前に課題となっていたことに関するアイデアが、眠ると必ず頭の中を駆け巡るのも、仕事がなくなってしまうことへの不安に起因しているに違いない、と考え、ベッドに起き上がれるようになるとすぐ、中古のノートパソコンを購入してもらうことにした。その費用はもったいないが、再びデスクトップが使えるようになれるかどうかも定かではなく、ノートパソコンはいずれ必要だと判断した。PHSでネットもと思ったが、それはさすがにもったいなかった。気になる企画を書き留めることを優先し、情報収集はKapparにお願いすることにした。

しかし既に、Kapparの情報収集は先行していた。

パソコンが到着する前から、知っておくべき情報はプリントアウトして渡され、それを読んで気になることがあると、質問をしておけば、次の機会にはまたプリントアウトが届くという状況だった。病気の輪郭やこれから必要なことなどは、まさに市場調査の結果を見るかのように、次第に明確になっていった。ネット環境は必要なかった。

ただ、ケーススタディは、さすがのKapparをもってしても、ほとんど収集できなかった。毎年14~5万人が死亡(僕の故郷、島根県益田市が毎年丸ごと約3個消滅している計算になる)し、おそらくその数倍の人が後遺症を抱えて生活することになっているというのに、だ。麻痺を抱えた人は社会から隠されているかのようだ。

これは容易ならざることだ、と僕は思った。それだけ悲惨な話が多いということだからだ。見事仕事に復帰、とか、新たな生きがいを見出した、とか、明るい話か美談でないと話題にされない傾向が、今の社会にはあるからである。特に、一家の大黒柱が発症したケースは悲惨な結果になることが多い、というのは想像に難くなかったが、実際にそのようだった。大きなでくの棒になってしまった大黒柱が、家族から見放されるケースが多いことも、やがてわかった。無理もない話である。

かくして、不安を抱えつつも、なんとか当面の費用は自分で工面できるとわかり、エントリーして一週間で初台リハビリテーション病院にベッドの空きが出る、という幸運にも恵まれ、10月8日(かな?)、初台リハビリテーション病院へと、僕は転院していった。

初台リハビリテーション病院の名前が出た段階で、Kapparは既に動いていた!「評判だけでは判らないから、見学してくる!」ということだった。マーケティングや販売促進の鉄則(by KAKKY)“ヒントと答は、共に現場にあり!”である。写真、パンフ、Kapparの取材結果と印象を聞いて、納得。お任せする気でいても、判断に参加できるのはありがたかった。言わば、インフォームド・コンセント、である。だから、安心はしていた。

しかし、予想していた以上だった。初台リハビリテーション病院は、いきなり僕の心を明るくしてくれた。Kapparの負担も軽減できるという予感がした。

60sFACTORYプロデューサーKAKKY(柿本)

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