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団塊世代だから?気になってならない60年代。

突然、仕事の場で60年代を語り始めて6年以上が経つ。決して思い出話を共有するためではなく、現在への不満を解消するための過去回帰でもなかった。新しいモノやコトを企画しようと力んでいると、ふと行き着く場所が60年代であることが多くなっていただけだった。当初は、浮かび上がってくるイメージを拒否しようとした。「なんか、限界?」などと思ったりした。しかし、それでも浮かび上がってくる60年代のイメージに、やがては、真剣に向き合っていた。過去の思い出が、すべて懐かしく輝いているわけではない。60年代を思い描く時のときめきには、確かな理由があるはずなのだ。

戦後の社会のシステムが固まってきたのが60年代。学生の反発はあったものの、巧みに機能して以降の経済発展を生み出した。そのシステムが疲労を見せ始め、破綻しようとしている現在。60年代は、新たなシステム生成のヒントが横溢している時代に見えるのかもしれない。少なくとも、ほとんどのモノのスタンダードは60年代に生まれている。便利になること、速くなることに汲々としてきた40年間を経て、スタンダードは、改めて光り輝いて見える。

過去のものを「古い!」と切り捨てるのは、もう止めたい。いいものをどう残していくか!それを真剣に考えていきたい。60年代のクリエイターに学びたい。だって、その頃、僕たちは少年だったんだから。そんな思いのスタートだった。

                                   60sFACTORY プロデューサー Kakky(カッキー)

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